レース展開

パナシアが端に立つ展開、そのすぐ後ろに続くヤマノリゲルとナカミトップラン

パナシアが端に立つ恰好となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。2番手にヤマノリゲルとナカミトップランが並ぶ。その後ろ、シンコウアンクレーが4番手の絶好位につける。その直後、マイネルムートは好位を確保。先団後ろのポジションに付けたのはチョウカイビートとマルタカタイソン。その1馬身後ろ、ロングエトナとロンドンボーイは中団前目。トリックスターは中団馬群の丁度真ん中を追走。サニーマーケットとリュウカムイは中団後方の位置。サーペンアップ、サツキオアシス、チョウカイエクセルらは後方4番手に控えて他馬の出方をうかがう。後方3番手でじっくりと運ぶのはスピードイージス。後方2番手の位置で力を溜めるのはクリスタルアスター。しんがりにクラノハクリュウがいる隊列で最初のコーナーを通過。

青葉賞、サーペンアップが稲光の如き末脚を発揮して前の馬たちをまとめて交わす

先頭はロンドンボーイでリードは1馬身。2番手にマイネルムートとパナシアが続く。その後ろ、マルタカタイソンとリュウカムイが4番手。1馬身離れて、ナカミトップランとサツキオアシスが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるロンドンボーイ。そのまま押し切る態勢だったが、後方4番手にいたサーペンアップが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた13頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を決めた。2着には、途中から先頭に立ったロンドンボーイが続き、2着と2馬身半差の3着には、中団後方の位置からキレのいい末脚を繰り出したトリックスターが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた1番人気のサツキオアシスが入線、さらにクビ差の5着には、後方6番手にいたチョウカイエクセルが食い込み、さらにそこからクビ差の6着にはリュウカムイが入った。2番人気のチョウカイビートは中団後方にいたがあとひと押しが足りず7着に敗れた。