’10シーサイドカップ

レース展開

ブリーズフレイバーが後続を引き連れる形、2番手に続くタッチブライト

ブリーズフレイバーが端をきる形となり、リードを1馬身ほど保って一団を牽引。単独の2番手にタッチブライトが続く。その後ろ、アトラスシーダーが3番手の絶好位につける。続いて、クラフィンライデンは好位をキープ。先団後ろのポジションにいるのはスーパーヴィグラス。その1馬身後ろ、ケイアイジンジンは中団やや前。パワフルダンディーとナイアガラは中団馬群の真ん中あたりを併走。ダンディシャークとルクレルクは中団後方の位置取り。そのあと、ヤサカファインが11番手。ペルルノワールは後方5番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。後方5番手で腰を落ち着けて運ぶのはシアトルバローズとストロングライデン。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはニックバニヤン。最後方にケイアイプラネットがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’10シーサイドC、ブリーズフレイバーが天資のスピードで端を取って、そのまま直線でも勢い衰えず先頭でゴールに入る

先頭はブリーズフレイバーでリードは1馬身。単独の2番手にタッチブライトが続く。その後ろ、クラフィンライデンが3番手。そのすぐ後ろ、アトラスシーダーが4番手。1馬身離れて、ダンディシャークとスーパーヴィグラスが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、先頭をひた走る1番人気のブリーズフレイバー。そのままブリーズフレイバーが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を物にした。2着には、中団の位置から鮮やかな伸び脚で急追したヤサカファインが続き、2着と3/4馬身差の3着には、3番手の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったクラフィンライデンが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたスーパーヴィグラスが入線、さらにクビ差の5着には、中団前目にいたパワフルダンディーが食い込んだ。2番人気のペルルノワールは11番手にいたが末脚不発で11着に敗れた。