有明海賞

レース展開

ユーアーマイソウルが集団を率いる展開、直後の位置にリュウノシンゲンが取り付く

ユーアーマイソウルが端に立ち、後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にリュウノシンゲンが続く。そのすぐ後ろ、アイリッシュセンスが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ミスカゴシマは中団前め。キングキャヴィアは中団馬群の真ん中を追走。グローリーは中団後方の位置。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはコンカラー。後方2番手の位置で悠然と構えるのはニュートンテソーロ。最後尾にダイモーンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

有明海賞、キングキャヴィアが世間の低い評価を物ともしない力走を見せて勝利をモノにする

先頭はアイリッシュセンスでリードは1馬身。単独の2番手にユーアーマイソウルが続く。その直後、キングキャヴィアが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける7番人気のアイリッシュセンス。そのまま押し切る態勢だったが、絶好位にいた8番人気のキングキャヴィアが次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は後続に3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、途中から先頭に立ったアイリッシュセンスが続き、2着と1馬身半差の3着には、2番手の位置から天性の我慢強さを発揮してゴールまで力闘したユーアーマイソウルが入った。1番人気のリュウノシンゲンは中団前目にいたが見せ場なく6着に敗れた。2番人気のニュートンテソーロは中団後方にいたが伸びきれず5着に敗れた。