第3回 アンタレスステークス (G3)

レース展開

サンエムキングが集団を率いる展開、直後の位置にバイタルフォースが取り付く

サンエムキングが敢然と端を奪い、リードを1馬身ほど保ってレースを引っ張っていく。単独の2番手にバイタルフォースが続く。その少し後ろ、メイショウアムールとコンゴウリキシオウが3番手の好位につける。そこから少し離れたところにトミケンライデンとメジロランバダが進む。その1馬身後ろ、エムアイブラン、ワイルドブラスター、ヴィクタールミネスらは中団前め。ユノペンタゴン、パリスナポレオン、ファンドリリョウマらは中団後方の位置。後方5番手でジックリと折り合いに専念するのはマイネルモンスターとエイシンオリンピア。シンガリにキゼンチカラとマチカネワラウカドがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アンタレスS、ワイルドブラスターが古馬の地力を見せる様な迫力満点の走りで3つ目の重賞タイトルをゲット

先頭はサンエムキングでリードは体半分。2番手にバイタルフォースが続く。その後ろ、トミケンライデンとメイショウアムールが3番手。1馬身離れて、エムアイブランとワイルドブラスターが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先行勢の後ろにいたワイルドブラスターがぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は懸命に食らいつくマイネルモンスターをクビ差で封じて勝利を掴み取った。2着のマイネルモンスターから半馬身差の3着には、3番手の位置から天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したトミケンライデンが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、同じく好位で直線を迎えたメイショウアムールが入線、さらにクビ差の5着には、中団後方にいたエイシンオリンピアが食い込んだ。1番人気のエムアイブランは先行勢の後ろにいたが失速して9着に敗れた。2番人気のメジロランバダは中団後方にいたが最後一杯になって16着に敗れた。