メイショウアムール（1991年生、母プリンセスダンサー）

メイショウアムール（1991年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワツスル（当時11歳）と交配したプリンセスダンサーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）高瀬牧場。戦績は、中央平地33戦8勝2着6回、地方20戦3勝2着4回。1998年のブリーダーズゴールドカップ(G2)に勝利した他、1998年の浦和記念(G2)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

高橋直厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

7月23日、デビュー戦は河北通騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

9月3日、中5週で迎えた2戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端を奪い、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるような伸びで猛進したが、ゴールデントリックに交わされて3馬身差の2着となった。

4歳（1995年）

6月25日、約10か月の休み明けで迎えた3戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた4戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

7月15日、連闘で迎えた5戦目は、松永昌博騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた6戦目は、上籠勝仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

8月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

8月26日、連闘で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は松永昌博騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したプラントテンパレにクビ差届かず2着となった。

9月2日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の青島特別（小倉芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

10月1日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の荒川峡特別（新潟芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の胎内川特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、伸びてきたトキオドリーム決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

10月28日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の尖閣湾特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（4戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の糸魚川特別（新潟芝2200m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で植野貴也騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

11月23日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、佐渡特別（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で植野貴也騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカルストンラナークからクビ差の2着に惜敗した。

12月3日、中0週で迎えた15戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセントシャトーに7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月16日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の濃尾特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のタマモアラシに2馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

5歳（1996年）

1月5日、中2週で迎えた17戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のジャパンスキーに2馬身半の差をつけて制した。

1月21日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は安田康彦騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では豪脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のワイエムルーブルに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月17日、中7週で迎えた19戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキタサンムサシを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4月7日、中2週で迎えた20戦目は、梅田ステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた21戦目は、丹沢ステークス（東京ダート2100m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のジョウテンウインをクビ差振り切って単勝一倍台の支持に応えた。

5月25日、中4週で迎えた22戦目は、フィリピン・トロフィー（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河内洋騎手（3戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のエムアイブランを半馬身振り切って単勝一倍台の支持に応えた。

6月29日、中4週で迎えた23戦目は、ハンデG3のアンタレスステークス（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で河内洋騎手（4戦3勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた24戦目は、KBC杯（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で河内洋騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマルカイッキュウに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

8月15日、中4週で迎えた25戦目は、ブリーダーズゴールドカップ（旭川ダート2300m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で河内洋騎手（6戦4勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のアドマイヤボサツをクビ差制して勝利を手に入れた。

9月7日、中2週で迎えた26戦目は、G3のシーサイドステークス（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で河内洋騎手（7戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた27戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、神無月ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったストーンステッパーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月4日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた28戦目は、東海菊花賞（名古屋ダート2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は河内洋騎手（8戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月17日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた29戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、ブラジルカップ（東京ダート2100m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6歳（1997年）

3月20日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた30戦目は、名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（9戦5勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のアメージングレイスに1馬身半の差をつけて久々の一戦をモノにした。

4月29日、中5週で迎えた31戦目は、G2のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（10戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月17日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた32戦目は、G3の武蔵野ステークス（東京ダート2100m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（11戦6勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、デュークグランプリに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月8日、中2週で迎えた33戦目は、ハンデ戦でオープンの東海ステークス（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は岸滋彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

8月20日、中9週で迎えた34戦目は、G2のブリーダーズゴールドカップ（旭川ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（12戦6勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた35戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、G3のエルムステークス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

7歳（1998年）

3月4日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた36戦目は、G3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（13戦6勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月18日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた37戦目は、G2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（14戦6勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

4月5日、中2週で迎えた38戦目は、竹秋ステークス（中京ダート1700m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（15戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた39戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、G2のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したサンディチェリーにクビ差届かず2着となった。

5月9日、中0週で迎えた40戦目は、ハンデG3のアンタレスステークス（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着に入った。

5月27日、中2週で迎えた41戦目は、G3のかしわ記念（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

6月14日、中2週で迎えた42戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの東海ステークス（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、逃げるパーソナリティワンに半馬身届かず2着に敗北した。

7月5日、中2週で迎えた43戦目は、G3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は松永昌博騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コンメンダトーレにハナ差交わされて2着に甘んじた。

8月20日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた44戦目は、G2のブリーダーズゴールドカップ（旭川ダート2300m 曇/稍重）に出走。鞍上は河内洋騎手（16戦6勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のデュークグランプリに1馬身半の差をつけて悲願の重賞初制覇を果たした。

10月10日、中6週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた45戦目は、G3の白山大賞典（金沢ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた46戦目は、G2の東海菊花賞（名古屋ダート2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は河内洋騎手（17戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた47戦目は、ハンデ戦でオープンのトパーズステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（18戦7勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

12月9日、中2週で迎えた48戦目は、G2の浦和記念（浦和ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（19戦7勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタイキシャーロックを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

8歳（1999年）

4月29日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた49戦目は、G2のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河内洋騎手（20戦7勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

5月26日、中3週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた50戦目は、G3のかしわ記念（船橋ダート1600m 曇/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で河内洋騎手（21戦7勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

7月20日、中7週で迎えた51戦目は、G3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で河内洋騎手（22戦7勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

8月16日、中3週で迎えた52戦目は、G2のブリーダーズゴールドカップ（旭川ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で河内洋騎手（23戦7勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月15日、中3週で迎えた53戦目は、G3の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で河内洋騎手（24戦7勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。