第26回 ニュージーランドトロフィー (G2)

レース展開

ダンツキッスイが馬群を牽引、直後の2番手にスペシャルブレイドとロードバリオスが続く

ダンツキッスイが端を奪う恰好となり、リードを1馬身ほどキープしてレースを牽引。2番手にスペシャルブレイドとロードバリオスが並ぶ。続いて、ゴスホークケンが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはサトノプログレス。その1馬身後ろ、リーサムクラウン、アロマキャンドル、アポロフェニックス、アポロラムセスらは中団前目。エーシンフォワードとホッカイカンティは中団後方の位置取り。タマモスクワートは後方5番手に控えて虎視眈々と機を待つ。後方5番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはアサクサダンディとレオマイスター。後方2番手の位置でじっと我慢して力を温存するのはメジロガストン。最後尾にダノンゴーゴーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ニュージーランドT、サトノプログレスが出脚の速さを活かした終始前目追走の競馬で重賞初挑戦初制覇を果たす

先頭はダンツキッスイでリードは5馬身以上。単独の2番手にスペシャルブレイドが続く。そのあと、ロードバリオスが3番手。1馬身離れて、サトノプログレスとゴスホークケンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先行勢の後ろにいたサトノプログレスが一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は懸命に食い下がるエーシンフォワードを3/4馬身振り切り勝利を挙げた。2着のエーシンフォワードからアタマ差の3着には、最後方の位置からキレのいい末脚を発揮した2番人気のアサクサダンディが入った。そこからクビ差遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えたホッカイカンティが入線、さらにハナ差の5着には、中団後方にいた13番人気のレオマイスターが食い込んだ。1番人気のゴスホークケンは先行勢の後ろにいたが失速して12着に敗れた。