第7回 ニュージーランドトロフィー4歳ステークス (G2)

レース展開

タニノカマラードが馬群をリードする展開、半馬身差の2番手にダンデイアポロが取り付く

タニノカマラードが先頭に立つ形となり、半馬身のリードで集団を引っ張っていく。2番手にダンデイアポロが続く。そのすぐ後ろ、ダイワゲーリックが3番手の絶好位につける。そのあと、ダイアモンドダストは好位に取り付く。先団後ろのポジションに付けたのはシンザンシラユリ。その1馬身後ろ、オサイチジョージとキタノタケチヨは中団前目。スーパークラウンとミノリダケは中団馬群の真ん中を併走。アクアビットとマチカネヤッコサンは中団後方の位置取り。ミョウジントップは後方5番手に控えて前方各馬の出方をうかがう。リアルビクトリは後方4番手で他馬の様子を見ながらの競馬。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはチョウカイエクセル。シンガリにフブキオウとミスタートウジンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ニュージーランドトロフィー4歳S、アクアビットが中団後方から秀でた決め脚を見せて先行各馬を一気に捉える

先頭はタニノカマラードでリードは1馬身。2番手にダンデイアポロとダイワゲーリックが続く。そのあと、ダイアモンドダストが4番手。1馬身離れて、シンザンシラユリ、スーパークラウン、ミノリダケらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、中団後方にいたアクアビットが目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は懸命に食らいつくフブキオウを半馬身退けてトップでゴールインした。2着のフブキオウからハナ差の3着には、中団前目の位置からパワフルな末脚を発揮した1番人気のオサイチジョージが入った。そこから半馬身遅れた4着には、2番手で直線を迎えたダイワゲーリックが入線、さらにクビ差の5着には、後方2番手にいたミスタートウジンが食い込んだ。2番人気のミノリダケは先行勢の後ろにいたが最後一杯になって9着に敗れた。