マレーシアカップ

レース展開

タガノアスワドが馬群を先導、半馬身差の2番手にソシアルクラブが続く

タガノアスワドが主導権を握り、体半分のリードで一団を牽引。2番手にソシアルクラブが続く。そのすぐ後ろ、メサルティムが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはフォックスクリークとアヴィオール。その1馬身後ろ、サヴォワールエメは中団前目。フィニフティ、ナムラドノヴァン、グアン、レッドイグニスらは中団後方の位置。後方7番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはスズカフューラー、アルティマリガーレ、ダブルシャープら3頭。少し離れた最後方にサンラモンバレーとレオコックブルーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

マレーシアC、タガノアスワドがベテラン馬の矜持を示す様な躍動感溢れる走りで優勝

先頭はタガノアスワドでリードは1馬身。単独の2番手にソシアルクラブが続く。少し空いて、メサルティムが3番手。先行勢から少し離れたところにフォックスクリークとサヴォワールエメが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先頭をひた走るタガノアスワド。そのままタガノアスワドが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は凄まじい脚色で追い迫った1番人気のダブルシャープを半馬身退けてトップでゴールを駆け抜けた。2着のダブルシャープから3馬身差の3着には、中団後方の位置から閃光のような末脚を発揮したアルティマリガーレが入った。そこから4馬身遅れた4着には、2番手で直線を迎えた2番人気のソシアルクラブが入線、さらに1馬身差の5着には、中団前目にいたレッドイグニスが食い込んだ。