4歳以上1勝クラス

レース展開

オリビアジュテームが全馬を牽引、半馬身差の2番手に続くモネ

オリビアジュテームが敢然と端を奪い、僅かなリードで馬群を引っ張っていく。2番手にモネが続く。続いて、メージャーテソーロが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、トーセンニックは好位を奪取。先団後ろのポジションにいるのはフクノルッカとイロハニオエ。その1馬身後ろ、クイーンアポーンは中団前目。ルワンジュとモルフェブーケは中団馬群のど真ん中を併走。スーパーリベロとエンギダルマは中団後方の位置。カネトシディーバは後方4番手に控えて虎視眈々と機を待つ。2馬身以上差があって、後方2番手の位置で脚をタメるのはルクルスとルミナスフラックス。少し離れたシンガリにリリージェーンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

トーセンニックが古豪の地力を顕示する様な迫力十分の走りで久しぶりの美酒

先頭はオリビアジュテームでリードは体半分。2番手にモネが続く。2馬身以上差があって、メージャーテソーロが3番手。そのすぐ後ろ、トーセンニックが4番手。1馬身離れて、フクノルッカ、クイーンアポーン、イロハニオエらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはモネ。そのまま押し切る態勢だったが、好位にいたトーセンニックが驚異的な末脚を弾けさせてモネを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を物にした。2着のモネから2馬身半差の3着には、逃げ粘ったオリビアジュテームが入った。そこから2馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたクイーンアポーンが入線、さらにクビ差の5着には、同じく先行勢の後ろにいた14番人気のフクノルッカが食い込んだ。1番人気のルワンジュは中団前目にいたがもうひとつ伸びを欠き7着に敗れた。2番人気のリリージェーンは最後方にいたが末脚弾けず8着に敗れた。