サチノウォーランド（2000年生、母デイジートウショウ）

サチノウォーランド（2000年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部＋土地」。毛色は青鹿毛。種牡馬のウォーニング（当時15歳）と交配したデイジートウショウが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーヒルファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方17戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は2004年の一般C2。

経歴

デビュー前

当歳のとき、山口正幸から「北海道7月当歳市場サラブレッド当歳」と「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。1歳のとき、山口正幸から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場され、佐藤幸彦によって735万円で落札された。

宇都宮徳一厩舎（荒尾）へ入厩。

3歳（2003年）

5月28日、デビュー戦は河野直人騎手を鞍上に据えて、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は529kg。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のチキリチェリオに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月10日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で河野直人騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のプリンスサルサに1馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

7月2日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で河野直人騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイシンゴールドからアタマ差の2着に甘んじた。

9月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のカヌマフィアンセに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月28日、中4週で迎えた5戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノローレルに1馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

11月19日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高山伸一騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマジックテーストに2馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

4歳（2004年）

1月1日、中5週で迎えた7戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高山伸一騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のロデオドライブに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

1月27日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高山伸一騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったユウワンタイカンから1馬身差の2着に敗北した。

2月17日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高山伸一騎手（5戦4勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のホーマンワンダオーをハナ差制して7勝目を奪取した。

10月27日、約8か月半の休養明けで迎えた10戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた11戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた12戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクオリンピアに1馬身の差をつけて8勝目をつかんだ。

5歳（2005年）

1月23日、中5週で迎えた13戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

2月27日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では決め手が足りず16着に終わった。

11月2日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた15戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったホーマンブリスからクビ差の2着に甘んじた。

11月22日、中2週で迎えた16戦目は、牛房由美子騎手を鞍上に迎えて、全日本レディース招待小代焼窯元の会賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリオンザラングンから半馬身差の2着となった。

6歳（2006年）

1月2日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月27日、約9か月の休み明けで迎えた19戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったフクノカミから半馬身差の2着となった。