エイシンカントリー（1997年生、母エイシンディザイア）

エイシンカントリー（1997年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時5歳）と交配したエイシンディザイアが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地13戦0勝2着1回、地方27戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年の一般B。

経歴

デビュー前

湯浅三郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

4月8日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り18着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい14着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた4戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（3戦0勝）。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

7月23日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったラガーキャプテンにねじ伏せられてクビ差の2着に惜敗した。

8月5日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（5戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、5着に終わった。

9月4日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のグリーンチャレンジカップ（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（7戦0勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

11月4日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

11月11日、連闘で迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、4着に入った。

11月20日、連闘で迎えた14戦目は、3歳戦のいちょう賞（金沢ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は熊沢重文騎手（8戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず15着に終わった。

4歳（2001年）

1月22日、中5週で迎えた16戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般C2-1（高知ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月19日、中3週で迎えた17戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョーオーラから半馬身差の2着に敗北した。

3月4日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2-1（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアミダイスキーに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月18日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-1（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴルデントロメオから2馬身差の2着に敗北した。

4月15日、中3週で迎えた20戦目は、一般B4（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた21戦目は、物部川特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンキングに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

6月4日、中4週で迎えた22戦目は、一般B（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月2日、中3週で迎えた23戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般B（高知ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた24戦目は、一般B（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた25戦目は、一般B（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のリックスタウトをクビ差制して3勝目を手にした。

9月1日、中2週で迎えた26戦目は、土佐清水市姫がつお特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた27戦目は、野分特別（高知ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で倉兼育康騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月29日、中5週で迎えた28戦目は、一般B（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で倉兼育康騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた29戦目は、ひつじ雲特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で倉兼育康騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた30戦目は、徳島県うずしお特別（高知ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で倉兼育康騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた31戦目は、一般B（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で倉兼育康騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイガーチャージから3馬身差の2着となった。

12月31日、中1週で迎えた32戦目は、一般A B（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で倉兼育康騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2002年）

1月21日、中2週で迎えた33戦目は、早春特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で倉兼育康騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた34戦目は、雪割草特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で倉兼育康騎手（11戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた35戦目は、一般B（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で倉兼育康騎手（12戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた36戦目は、一般A B（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で倉兼育康騎手（13戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた37戦目は、一般A（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で倉兼育康騎手（14戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた38戦目は、一般A（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は16戦連続で倉兼育康騎手（15戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた39戦目は、一般A B（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で倉兼育康騎手（16戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた40戦目は、一般A B（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で倉兼育康騎手（17戦1勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。