ダイコーマリナ（2000年生、母ミヤラビ）

ダイコーマリナ（2000年4月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は鹿毛。種牡馬のワカオライデン（当時19歳）と交配したミヤラビが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道茅部郡森町、生産者は（有）笹川大晃牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方17戦7勝2着1回。2004年の読売レディス杯(牝地方重賞)に勝利した他、2002年のゴールドウィング賞(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

宮本仁厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2002年）

8月20日、デビュー戦は吉田稔騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のプリティショーをクビ差制して初白星を挙げた。

9月18日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のカズノペガサスに1馬身半の差をつけて2勝目を収める

10月24日、中4週で迎えた4戦目は、2歳戦のセレクトゴールド（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のチアズマジックに5馬身の差をつけて制した。

11月20日、中3週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞のゴールドウィング賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のオークトルネードに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3歳（2003年）

1月1日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳地方重賞の新春ペガサスカップ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田稔騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったチアズファルコンから1馬身半差の2着に敗北した。

2月12日、中5週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳戦の園田クイーンセレクション（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田稔騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサニーハシレに6馬身の差をつけて優勝

3月8日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳G3のチューリップ賞（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は8戦連続で吉田稔騎手（7戦5勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

4月30日、中7週で迎えた9戦目は、3歳G3の兵庫チャンピオンシップ（園田ダート1870m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田稔騎手（8戦5勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

6月16日、中6週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳G3の関東オークス（川崎ダート2100m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で吉田稔騎手（9戦5勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の東海クイーンカップ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で吉田稔騎手（10戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2004年）

7月2日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉田稔騎手（11戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のナックバーサに1馬身半の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。

8月10日、中5週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた13戦目は、牝馬限定地方重賞の読売レディス杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉田稔騎手（12戦6勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のヒカルブレーヴをクビ差振り切って制した。

9月23日、中5週で迎えた14戦目は、G2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で吉田稔騎手（13戦7勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

11月3日、中5週で迎えた15戦目は、牝馬限定地方重賞のTCKディスタフ（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で吉田稔騎手（14戦7勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた16戦目は、地方重賞の兵庫クイーンカップ（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で吉田稔騎手（15戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

12月15日、中3週で迎えた17戦目は、牝馬限定G3のクイーン賞（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で吉田稔騎手（16戦7勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

5歳（2005年）

2月4日、中6週で迎えた18戦目は、地方重賞の梅見月杯（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で吉田稔騎手（17戦7勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。