マルタカダイヤ（2000年生、母ヤマヒサアンバー）

マルタカダイヤ（2000年5月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ダイヤモンド」。毛色は鹿毛。種牡馬のクリミナルタイプ（当時15歳）と交配したヤマヒサアンバーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）永島農産興業。戦績は、中央平地1戦0勝、地方23戦12勝2着4回。主な勝ち鞍は2003年の付知峡賞。

経歴

デビュー前

町野良隆厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（2003年）

2月7日、デビュー戦は川原正一騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るミツアキビコーを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月18日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

3月4日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、ミツアキアローに交わされて4馬身差の2着となった。

4月4日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエウロパに4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

4月24日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、カイヨウグランプリにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

6月3日、中5週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のホウシュウエディスに2馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

7月13日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で川原正一騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るリバービューティーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて4勝目をゲットした。

7月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の付知峡賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で川原正一騎手（8戦4勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のマイネルプラウドに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月16日、中2週で迎えた10戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

4歳（2004年）

1月12日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマスカレードに2馬身の差をつけて休み明けの一戦を制した。

2月1日、中2週で迎えた12戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（10戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のトゥルーラブに1馬身半の差をつけて7勝目を掴み取った。

2月18日、中1週で迎えた13戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のブリリアントスノーに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

3月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（11戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったトゥルーラブに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月8日、中4週で迎えた15戦目は、一般B14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（12戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスターウィンクに6馬身の差をつけて制した。

4月27日、中2週で迎えた16戦目は、青葉特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（13戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロングランナーに2馬身半の差をつけて制した。

5月18日、中2週で迎えた17戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（14戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた18戦目は、一般B10（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（15戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ノノアルコサツキに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月22日、中2週で迎えた19戦目は、一般B10（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（16戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るファインカイザーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす

7月12日、中2週で迎えた20戦目は、穂高特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

8月19日、中4週で迎えた21戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、笠松オールカマー（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

9月27日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るスタッグパーティーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利数を12に伸ばす

5歳（2005年）

1月23日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg絞って迎えた23戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般A B（高知ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた24戦目は、古川文貴騎手を鞍上に迎えて、一般A3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。