ロードアクション（1995年生、母ホワイトターキン）

ロードアクション（1995年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のメジロマックイーン（当時8歳）と交配したホワイトターキンが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は細川農場。戦績は、中央平地20戦3勝2着1回、地方11戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

ロードサラブレッドオーナーズにて総額3,400万円（17万×200口）で一口馬主が募集された。

伊藤正徳厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

7月11日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は434kg。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、3着に入り込んだ。

7月25日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったトキオシンフォニーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月1日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

10月10日、中9週で迎えた4戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパインナオキに約11馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（1999年）

6月13日、約7か月半の休み明けで迎えた6戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた7戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のトラックプレストに1馬身1/4の差をつけて優勝

8月14日、中2週で迎えた9戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

9月11日、中3週で迎えた10戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のクインテスハートに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月10日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下の神奈川新聞杯（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（5戦1勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

12月19日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、4歳以上900万下の岩国特別（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は藤原英幸騎手（2戦1勝）。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

5歳（2000年）

1月8日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（6戦1勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入った。

1月23日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた16戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の大島特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚を失くしてしまい14着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

6歳（2001年）

3月3日、約12か月の休養明けで迎えた18戦目は、4歳以上900万下の中京スポーツ杯（中京芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は橋本広喜騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。

4月8日、中4週で迎えた19戦目は、大沢辰也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下の五色沼特別（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は藤原英幸騎手（3戦1勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

7月16日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から24kg増やして迎えた21戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、一般A2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノベロナから5馬身差の2着となった。

8月5日、中2週で迎えた22戦目は、サードニックスカップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた23戦目は、阿蘇高岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中隆仁騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月9日、中2週で迎えた24戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の九州記念（荒尾ダート2150m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月30日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、地方重賞の九州王冠（荒尾ダート2150m 晴/良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた26戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般A2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノベロナに4馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

12月12日、中2週で迎えた27戦目は、一般A2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったオギトップオーから1馬身半差の2着に敗北した。

12月25日、中1週で迎えた28戦目は、一般A2（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は高山伸一騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキングストリオに7馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

12月31日、連闘で迎えた29戦目は、一般A2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

7歳（2002年）

1月19日、中2週で迎えた30戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第1戦）（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた31戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高山伸一騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のパノラマヒーローに半馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。