ジグミクイン（1992年生、母ヤスノクイン）

ジグミクイン（1992年4月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラグビーボール（当時9歳）と交配したヤスノクインが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は桑嶋峰雄。戦績は、中央平地30戦2勝2着3回、地方41戦6勝2着13回。1998年の北國王冠(地方重賞)で2着に入った他、1998年の中日杯(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

松野勝己厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1994年）

9月24日、デビュー戦は安部竜司騎手を鞍上に据えて、3歳（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は440kg。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアラタマウインザーから2馬身差の2着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（金沢ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったロマンシングスターから2馬身半差の2着となった。

10月22日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で安部竜司騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の特別ヤングプリンセス賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部竜司騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリワードロンドから2馬身差の2着となった。

11月21日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳戦の特別ジュニアゴールド賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で安部竜司騎手（4戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のゴルデンオリオンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月17日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦のサラブレッド3歳優駿（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で安部竜司騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアラタマウインザーから半馬身差の2着に敗北した。

3歳（1995年）

1月4日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で安部竜司騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月10日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、越野亨騎手を鞍上に迎えて、一般B3-4（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は安部竜司騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノマツカゼに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

5月2日、連闘で迎えた10戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は越野亨騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた11戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は安部竜司騎手（8戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタヤスミラクルから2馬身差の2着となった。

5月29日、中1週で迎えた12戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は越野亨騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダッシングアタックに1馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

6月12日、中1週で迎えた13戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で越野亨騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウエイダイオーから1馬身差の2着となった。

6月26日、中1週で迎えた14戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で越野亨騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で越野亨騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヒットザロードに半馬身の差をつけて制した。

7月24日、中1週で迎えた16戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で越野亨騎手（6戦2勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったボンセシボンから2馬身半差の2着となった。

8月8日、中1週で迎えた17戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で越野亨騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウデンオーに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月20日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で越野亨騎手（8戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラックジングウから半馬身差の2着に敗北した。

9月17日、中3週で迎えた19戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で越野亨騎手（9戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた20戦目は、3歳戦のサラブレッドチャレンジカップ（金沢ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で越野亨騎手（10戦3勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月22日、中1週で迎えた21戦目は、白菊賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で越野亨騎手（11戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウヨウパラソルから3/4馬身差の2着となった。

11月7日、中1週で迎えた22戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で越野亨騎手（12戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキョウエイレイダーから2馬身差の2着に敗北した。

11月21日、中1週で迎えた23戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で越野亨騎手（13戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタニノライセンスから半馬身差の2着に敗北した。

12月10日、中2週で迎えた24戦目は、3歳戦のサラブレッド大賞典（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で越野亨騎手（14戦3勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1996年）

1月5日、中3週で迎えた25戦目は、オリオン特別（金沢ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は安部竜司騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサマービーナスをクビ差制して6勝目を手にした。

3月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた26戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、なにわステークス（阪神芝2000m 雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

5月6日、中4週で迎えた27戦目は、MRO金賞（金沢ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた28戦目は、フィリピン・トロフィー（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塩村克己騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

6月16日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の大倉山特別（札幌芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

7月13日、中3週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた30戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下のオーロラ特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

8月3日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた31戦目は、4歳以上900万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた32戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の竜飛崎特別（函館ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で清山宏明騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったインタータイムリーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

9月22日、中3週で迎えた33戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の噴火湾特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で清山宏明騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のように急駛したが、抜け出したナリタジェーンにクビ差届かず2着に甘んじた。

10月12日、中2週で迎えた34戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下（京都ダート1800m 雨/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた35戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のキョウエイスパイスを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

12月8日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた36戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の矢作川特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に敗れた。

12月14日、連闘で迎えた37戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5歳（1997年）

1月12日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた38戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

1月19日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた39戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた40戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた41戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の山城特別（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上はO.ペリエ騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた42戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るバンブーゾラを凄まじい末脚で3/4馬身差し切って優勝

4月6日、中4週で迎えた43戦目は、ハンデ戦の梅田ステークス（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（2戦1勝）。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4月20日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた44戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、丹沢ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

5月24日、中4週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた45戦目は、フィリピン・トロフィー（中京ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（3戦1勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

8月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg絞って迎えた46戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の阿蘇ステークス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

9月20日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた47戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の涼秋ステークス（阪神ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったファンドリリョウマに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月5日、中1週で迎えた48戦目は、4歳以上1600万下の太秦ステークス（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

10月11日、連闘で迎えた49戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのオパールステークス（京都ダート1800m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

11月23日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた50戦目は、4歳以上1600万下の花園ステークス（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は石橋守騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

12月13日、中2週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた51戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの師走ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

6歳（1998年）

1月5日、中2週で馬体重を前走から22kg戻して迎えた52戦目は、5歳以上1600万下の門松ステークス（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は石橋守騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた53戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の雅ステークス（京都ダート1800m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は上村洋行騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月22日、中4週で迎えた54戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下の北山ステークス（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず12着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた55戦目は、5歳以上1600万下の鳴門ステークス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は上村洋行騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた56戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の梅田ステークス（阪神ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

6月23日、中9週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた57戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの隅田川オープン（大井ダート1200m 曇/重）に出走。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた58戦目は、牝馬限定G2のエンプレス杯（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

8月7日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた59戦目は、牝馬限定のハンデ地方重賞のトゥインクルレディー賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた60戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

9月27日、中4週で迎えた61戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、ペガサス特別（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したナリタアサカゼを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

10月25日、中3週で迎えた62戦目は、ペガサス特別（金沢ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

11月22日、中3週で迎えた63戦目は、山本育男騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の北國王冠（金沢ダート2600m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサンシャインホースを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

12月20日、中3週で迎えた64戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の中日杯（金沢ダート2300m 晴/不良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7歳（1999年）

1月5日、中1週で迎えた65戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月11日、約3か月の休み明けで迎えた66戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のスプリングカップ（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた67戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

6月22日、中7週で迎えた68戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた69戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は山本育男騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた70戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本育男騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた71戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本育男騎手（3戦0勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。