ボンセシボン（1990年生、母ハクサンリユツク）

ボンセシボン（1990年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のハードツービート（当時21歳）と交配したハクサンリユツクが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方40戦14勝2着14回。主な勝ち鞍は1995年のアルタイル特別(B2-1)。

経歴

デビュー前

上田三千夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

3月28日、デビュー戦は橋本美純騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1200m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は474kg。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5月29日、中8週で迎えた2戦目は、宮徹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

11月4日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、甲田守騎手を鞍上に迎えて、一般C5-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のプランテーションに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月22日、中2週で迎えた4戦目は、一般C5-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で甲田守騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイセカースルに1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

12月5日、中1週で迎えた5戦目は、一般C5-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で甲田守騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイイチバンから6馬身差の2着に敗北した。

12月27日、中2週で迎えた6戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で甲田守騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイイチバンに2馬身の差をつけて優勝

4歳（1994年）

1月17日、中2週で迎えた7戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で甲田守騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイイチバンから9馬身差の2着に敗北した。

1月24日、連闘で迎えた8戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で甲田守騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキダイテンボシに4馬身の差をつけて制した。

2月19日、中3週で迎えた9戦目は、きさらぎ特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で甲田守騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスクオールエースに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月5日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で甲田守騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のスリーエイジェットに6馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

4月3日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で甲田守騎手（8戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアリアケレディからアタマ差の2着に甘んじた。

5月2日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で甲田守騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったライトスピリツトからアタマ差の2着に甘んじた。

5月23日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で甲田守騎手（10戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったセピアジから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月4日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で甲田守騎手（11戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた15戦目は、南風特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で甲田守騎手（12戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったエスエムグレートから1馬身半差の2着に敗北した。

7月16日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で甲田守騎手（13戦6勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったドゥルリーレーンから2馬身差の2着となった。

9月12日、中7週で迎えた17戦目は、一般C2-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で甲田守騎手（14戦6勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンメスターから1馬身差の2着となった。

10月1日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で甲田守騎手（15戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のダイジユホワイトに4馬身の差をつけて7勝目を手中に収めた。

10月11日、中0週で迎えた19戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で甲田守騎手（16戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったユーモレスクから2馬身半差の2着に敗北した。

11月6日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で甲田守騎手（17戦7勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で甲田守騎手（18戦7勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったブレエトワールからハナ差の2着に惜敗した。

12月6日、連闘で迎えた22戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で甲田守騎手（19戦7勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンペガサスから1馬身差の2着となった。

12月28日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で甲田守騎手（20戦7勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のトウキヨウクレンをアタマ差制して制した。

5歳（1995年）

1月6日、連闘で迎えた24戦目は、初春特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は22戦連続で甲田守騎手（21戦8勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で甲田守騎手（22戦8勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月7日、連闘で迎えた26戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で甲田守騎手（23戦8勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月10日、中8週で迎えた27戦目は、山本益男騎手を鞍上に迎えて、一般B3-2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた28戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、一般B3-3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったレオシルバーから半馬身差の2着に敗北した。

5月2日、連闘で迎えた29戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は山本益男騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のゲッコウシチーに3馬身の差をつけて9勝目を獲得した。

5月16日、中1週で迎えた30戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本益男騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた31戦目は、さつき賞（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本益男騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本益男騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のヒットザロードに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月11日、中1週で迎えた34戦目は、今治宏信騎手を鞍上に迎えて、アルタイル特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったタヤスミラクルから1馬身半差の2着となった。

7月24日、中1週で迎えた35戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のジグミクインに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

8月21日、中3週で迎えた36戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（3戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた37戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒットザロードに1馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

9月19日、中1週で迎えた38戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は今治宏信騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤテウーマンに2馬身半の差をつけて勝利数を13に伸ばす

10月8日、中2週で迎えた39戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本益男騎手（5戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒロアンビションから4馬身差の2着に敗れた。

6歳（1996年）

10月13日、約12か月半の休養明けで迎えた40戦目は、小田部雪騎手を鞍上に迎えて、耶馬渓賞（中津ダート1760m 曇/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた41戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/重）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウフロリストに半馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

7歳（1997年）

5月11日、約6か月半の休養明けで迎えた42戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、耶馬渓賞（中津ダート1760m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。