ブレエトワール（1988年生、母ダイナエトワール）
Vraie Etoile
1988.03.25
ブレエトワール（1988年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時9歳）と交配したダイナエトワールが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地14戦4勝2着3回、地方23戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は1992年の北大路特別(900万下)。
経歴
デビュー前
小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1990年）
11月4日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 雨/稍重）に出走。馬体重は452kg。18頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したタイアクトレスにクビ差届かず2着に甘んじた。
11月17日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るサイキョウボーイを別次元の末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。
3歳（1991年）
8月3日、約8か月半の休み明けで迎えた3戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の駒ケ岳特別（函館芝1800m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
8月24日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下の八甲田山特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、メイショウグロッソに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
9月22日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の十和田湖特別（函館芝1800m 晴/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るシアトルリヴァーを上がり1位の末脚で3/4馬身差し切って圧倒的支持に応えた。
10月20日、中3週で迎えた6戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の鳴滝特別（京都芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、超スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、きっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のキョウワオーバンに1馬身1/4の差をつけて3勝目を挙げた。
11月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳G1の菊花賞（京都芝3000m 外回り 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は松永幹夫騎手（1戦1勝）。18頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。
12月1日、中3週で迎えた8戦目は、田中道夫騎手を鞍上に迎えて、’91ゴールデン ホイップ トロフィー（阪神芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたゴールデンアワー決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。
4歳（1992年）
1月6日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、万葉ステークス（京都芝3000m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（2戦1勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。
1月18日、中1週で迎えた10戦目は、寿ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。
11月7日、約10か月の休養明けで迎えた11戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の北大路特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグレートアドマイヤをアタマ差だけ差し切って休養明けの一戦を物にした。
12月6日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、M.キネーン騎手を鞍上に迎えて、’92ゴールデン ホイップ トロフィー（阪神芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。
12月20日、中1週で迎えた13戦目は、オリオンステークス（阪神芝2500m 雨/稍重）に出走。鞍上は河北通騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて7着に敗れた。
5歳（1993年）
1月16日、中3週で迎えた14戦目は、寿ステークス（京都芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。
4月25日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月5日、中0週で迎えた16戦目は、一般A1（高知ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月28日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から21kg減らして迎えた17戦目は、一般A1（高知ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月10日、中1週で迎えた18戦目は、珊瑚冠賞（高知ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で明神繁正騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月4日、中3週で迎えた19戦目は、一般A1（高知ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で明神繁正騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月5日、中3週で迎えた20戦目は、足摺特別（高知ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で明神繁正騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月27日、中2週で迎えた21戦目は、一般A3（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で明神繁正騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
6歳（1994年）
1月16日、中2週で迎えた22戦目は、一般B1（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で明神繁正騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
1月25日、連闘で迎えた23戦目は、一般B1（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で明神繁正騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月19日、中3週で迎えた24戦目は、一般B1（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で明神繁正騎手（9戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
3月6日、中1週で迎えた25戦目は、一般B1（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で明神繁正騎手（10戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。
4月9日、中4週で迎えた26戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で明神繁正騎手（11戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドモーガンから3馬身差の2着に敗北した。
5月4日、中3週で迎えた27戦目は、長浜特別（高知ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で明神繁正騎手（12戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のケイアイワカクサに1馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。
5月21日、中1週で迎えた28戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般B2（高知ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のミスシヤトーに2馬身の差をつけて6勝目を挙げた。
7月17日、中7週で迎えた29戦目は、はりまや特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（13戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月6日、中2週で迎えた30戦目は、一般B1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（14戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のミスシヤトーをアタマ差制して7勝目を収める
9月12日、中4週で迎えた31戦目は、坂本一仁騎手を鞍上に迎えて、一般B1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月3日、中2週で迎えた32戦目は、一般B1（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（15戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカムイショートから1馬身差の2着に敗北した。
10月15日、中1週で迎えた33戦目は、一般B1（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（16戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミョウエイアリーからアタマ差の2着に甘んじた。
11月8日、中2週で迎えた34戦目は、中央競馬騎手招待（高知ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は南井克巳騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月27日、中2週で迎えた35戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（17戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のボンセシボンをハナ差制して8勝目を獲得した。
12月5日、連闘で迎えた36戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（18戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7歳（1995年）
1月6日、中4週で迎えた37戦目は、田中守騎手を鞍上に迎えて、初春特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。