シアトルリヴァー（1988年生、母キラトバ）

経歴

デビュー前

2歳（1990年）

9月1日、デビュー戦は郷原洋行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゴルギアスに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

9月23日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋行騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

12月23日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋行騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のメイドリームを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

3歳（1991年）

1月20日、中3週で迎えた4戦目は、4歳500万下の黒竹賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋行騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

2月17日、中3週で迎えた5戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で郷原洋行騎手（4戦1勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

6月15日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のクレマチス賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

7月6日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下のほおずき賞（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

8月3日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の駒ケ岳特別（函館芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は郷原洋行騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、イマジネイターにハナ差交わされて2着となった。

8月31日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の仁山特別（函館芝1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋行騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

9月22日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の十和田湖特別（函館芝1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋行騎手（7戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ブレエトワールに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

10月19日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋行騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

12月7日、中6週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で郷原洋行騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい11着に敗れた。

4歳（1992年）

2月1日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の高塔山特別（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下の勝山城特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

7月5日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた15戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブランドチャチャに5馬身の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。

7月19日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下のおけさ特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったレイホーロードに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月23日、中4週で迎えた17戦目は、竹原啓二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の越後特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

10月31日、中9週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下の久慈川特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹原啓二騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた19戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の摺上特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のダイナマイトマミーをクビ差振り切って優勝

12月13日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下の北総特別（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋行騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい7着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた21戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’92ジョッキーズグランプリ（中山芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

5歳（1993年）

1月24日、中3週で迎えた22戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の若潮賞（中山芝1800m 小雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスノートリリオに1馬身1/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月30日、約4か月の休養明けで迎えた23戦目は、ハンデ戦のむらさき賞（東京芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦1勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

10月23日、約5か月の休み明けで迎えた24戦目は、奥多摩ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹原啓二騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

11月21日、中3週で迎えた25戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の東京競馬場開設60周年記念ノベンバーステ（東京芝1600m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく11着に敗れた。

12月18日、中3週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の冬至ステークス（中山芝2500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は竹原啓二騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

6歳（1994年）

2月26日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた28戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で大江原隆騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた29戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた30戦目は、星野忍騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。競走中止となった。