コンゴウファイター（1994年生、母ワイルドロワール）

コンゴウファイター（1994年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のドクターデヴィアス（当時5歳）と交配したワイルドロワールが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三枝牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方26戦11勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の英彦山賞(一般C1)。

経歴

デビュー前

上田三千夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

1月6日、デビュー戦は橋本美純騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

12月13日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では伸びを欠き16着に敗れた。

4歳（1998年）

3月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた4戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本美純騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

4月25日、中4週で迎えた5戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1200m 外回り小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（4戦0勝）。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って12着に終わった。

7月4日、中7週で迎えた7戦目は、櫻木英喜騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホリアイデーに約19馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

7月12日、連闘で迎えた8戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で櫻木英喜騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグスリーエスに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月6日、中7週で迎えた9戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシノタワーに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月12日、連闘で迎えた10戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は櫻木英喜騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタツノペガサスに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月11日、中3週で迎えた11戦目は、宮崎県フェニックス賞（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で櫻木英喜騎手（3戦3勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフェイスヒルに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

10月17日、連闘で迎えた12戦目は、一般C（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で櫻木英喜騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月25日、連闘で迎えた13戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は安東章騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックレジェンドに3馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

11月22日、中3週で迎えた14戦目は、森田直哉騎手を鞍上に迎えて、霜月特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンコウガッサンからクビ差の2着に甘んじた。

12月12日、中2週で迎えた15戦目は、英彦山賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は安東章騎手（2戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトクノレナードに約12馬身の大差をつけて制した。

5歳（1999年）

1月1日、中2週で迎えた16戦目は、門松特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月23日、中2週で迎えた17戦目は、英彦山賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のニューシティホームに5馬身の差をつけて8勝目を手中に収めた。

2月6日、中1週で迎えた18戦目は、位上良彦騎手を鞍上に迎えて、益田競馬騎手招待きさらぎ特別（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月27日、中2週で迎えた19戦目は、大分県馬主会会長賞（中津ダート1760m 曇/不良）に出走。鞍上は安東章騎手（5戦4勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったフェイスヒルから7馬身差の2着となった。

5月30日、約3か月の休み明けで迎えた20戦目は、一般B（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（6戦4勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のダンスカールに1馬身半の差をつけて優勝

7月10日、中5週で迎えた21戦目は、一般B（中津ダート1620m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（7戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のニシデンキングに6馬身の差をつけて10勝目を達成した。

8月1日、中2週で迎えた22戦目は、一般B（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は櫻木英喜騎手（5戦4勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のオーバーラップに2馬身半の差をつけて制した。

8月16日、中1週で迎えた23戦目は、一般B（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で櫻木英喜騎手（6戦5勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月11日、中7週で迎えた24戦目は、一般B（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は安東章騎手（8戦6勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月17日、連闘で迎えた25戦目は、一般B（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は櫻木英喜騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた26戦目は、一般B（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で櫻木英喜騎手（8戦5勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月7日、連闘で迎えた27戦目は、日本レーシングサービス特別（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で櫻木英喜騎手（9戦5勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月11日、中4週で迎えた28戦目は、一般B（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で櫻木英喜騎手（10戦5勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月19日、連闘で迎えた29戦目は、一般B（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で櫻木英喜騎手（11戦5勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（2000年）

1月30日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、一般B（中津ダート1760m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で櫻木英喜騎手（12戦5勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月4日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた31戦目は、一般B（中津ダート1620m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で櫻木英喜騎手（13戦5勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた32戦目は、一般B（中津ダート1620m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で櫻木英喜騎手（14戦5勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。