シンコウガッサン（1993年生、母フタバトウコー）
Shinko Gassan
1993.03.14
シンコウガッサン（1993年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のミホシンザン（当時11歳）と交配したフタバトウコーが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地9戦1勝、中央障害1戦0勝、地方50戦12勝2着7回。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1996年）
1月7日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に敗れた。
1月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。
4月20日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。
5月4日、中1週で迎えた4戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。18頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のシータトウショウを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。
5月26日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下のガーベラ賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦1勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。
6月15日、中2週で迎えた6戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。端に立ち、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。
7月13日、中3週で迎えた7戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。
8月4日、中2週で迎えた8戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。
8月18日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。
12月21日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、栗原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。
4歳（1997年）
2月23日、中8週で迎えた11戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったブンゴムスメから1馬身半差の2着に敗北した。
3月1日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカズノオージャから2馬身差の2着となった。
3月22日、中2週で迎えた13戦目は、櫻木英喜騎手を鞍上に迎えて、浅沼記念ジョッキー（中津ダート1760m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
4月28日、中4週で迎えた14戦目は、一般B（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月4日、連闘で迎えた15戦目は、一般B（中津ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月11日、連闘で迎えた16戦目は、一般B（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月17日、連闘で迎えた17戦目は、下田雅晴騎手を鞍上に迎えて、一般B（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月31日、中1週で迎えた18戦目は、一般B（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（5戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月5日、中4週で迎えた19戦目は、一般B（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月2日、中3週で迎えた20戦目は、一般B（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月9日、連闘で迎えた21戦目は、一般B（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（8戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月17日、連闘で迎えた22戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（9戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月24日、連闘で迎えた23戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月7日、中1週で迎えた24戦目は、英彦山賞（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月21日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（10戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンユウキングからクビ差の2着となった。
10月4日、中1週で迎えた26戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（11戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。
10月12日、連闘で迎えた27戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（12戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。
10月25日、中1週で迎えた28戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（13戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のモリオアシスに1馬身半の差をつけて久々に美酒を浴びた。
11月2日、連闘で迎えた29戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（14戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったハマノシズカからハナ差の2着に甘んじた。
11月23日、中2週で迎えた30戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で有馬澄男騎手（15戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のブイジョンソンに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
11月30日、連闘で迎えた31戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で有馬澄男騎手（16戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサーストンアトムに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
12月14日、中1週で迎えた32戦目は、小田部雪騎手を鞍上に迎えて、卑弥呼杯（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のオーバーラップに5馬身の差をつけて優勝
12月23日、連闘で迎えた33戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（17戦3勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオーバーラップをハナ差制して破竹の4連勝を決めた。
5歳（1998年）
1月4日、中1週で迎えた34戦目は、門松特別（中津ダート1760m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（18戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエイティシスターをハナ差制して怒涛の5連勝を決めた。
1月31日、中3週で迎えた35戦目は、ウインターカップ（中津ダート1760m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（19戦5勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月14日、中1週で迎えた36戦目は、城内普一騎手を鞍上に迎えて、きさらぎ特別（中津ダート1760m 雨/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。
3月7日、中2週で迎えた37戦目は、大分県馬主会会長賞（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（20戦5勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月23日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（21戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月25日、中4週で迎えた39戦目は、一般B（中津ダート1620m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（22戦5勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月4日、連闘で迎えた40戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（23戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月30日、中3週で迎えた41戦目は、大分県馬主会会長賞（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（24戦5勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーバーラップから3馬身差の2着となった。
6月13日、中1週で迎えた42戦目は、コアやまくに特別（中津ダート1760m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で有馬澄男騎手（25戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた43戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、九州スーパージョッキーカップ第2戦（中津ダート1760m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8月1日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた44戦目は、英彦山賞（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（26戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
9月6日、中4週で迎えた45戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（27戦5勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。
9月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた46戦目は、一般C（中津ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（28戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月27日、連闘で迎えた47戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（29戦5勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のトップカイオーに6馬身の差をつけて8勝目を手にした。
10月11日、中1週で迎えた48戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（30戦6勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のナルアトラスに3馬身の差をつけて9勝目を掴み取った。
10月24日、中1週で迎えた49戦目は、大分県馬主会会長賞（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で有馬澄男騎手（31戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイミラクルから3馬身差の2着に敗北した。
11月1日、連闘で迎えた50戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で有馬澄男騎手（32戦7勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。
11月22日、中2週で迎えた51戦目は、霜月特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で有馬澄男騎手（33戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のコンゴウファイターをクビ差制して勝利をモノにする
12月12日、中2週で迎えた52戦目は、一般B（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で有馬澄男騎手（34戦8勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のナリタウインザーに2馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす
12月19日、連闘で迎えた53戦目は、一般B（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で有馬澄男騎手（35戦9勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアマミビートをアタマ差制して勝利数を12に伸ばす
12月31日、中1週で迎えた54戦目は、一般B（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で有馬澄男騎手（36戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のプライズアップに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
6歳（1999年）
1月5日、連闘で迎えた55戦目は、一般B（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で有馬澄男騎手（37戦11勝）。6頭立ての2番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。
1月30日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた56戦目は、一般B（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で有馬澄男騎手（38戦11勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミュゲシャルマンから1馬身差の2着に敗北した。
2月27日、中3週で迎えた57戦目は、大分県馬主会会長賞（中津ダート1760m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で有馬澄男騎手（39戦11勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月13日、中1週で迎えた58戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、浅沼記念ジョッキー（中津ダート1760m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4月18日、中4週で迎えた59戦目は、一般C1（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（40戦11勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月9日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた60戦目は、ゆめタウン杯（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（41戦11勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。