ニューシーストリー（2001年生、母アーバンベルノ）
New Sea Story
2001.05.27
ニューシーストリー（2001年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時8歳）と交配したアーバンベルノが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は熊沢牧場。戦績は、地方35戦9勝2着10回。2005年の園田金盃(地方重賞)に勝利した他、2005年のオータムカップ(地方重賞)を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
須藤三千夫厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2003年）
9月9日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は432kg。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったフクブクロから3馬身差の2着となった。
9月23日、中1週で迎えた2戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。
10月9日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月22日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月30日、中9週で迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳F23（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したユウキダブリンを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。
3歳（2004年）
3月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳F23（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るデンセツを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。
3月26日、中0週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた7戦目は、平原透雄騎手を鞍上に迎えて、3歳F11（姫路ダート1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。
4月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳F12（園田ダート1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で平原透雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るケルティックボスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて優勝
6月3日、中6週で迎えた9戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の三熊山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったセノエダイナにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。
6月30日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の甲山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマルタカアスカを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。
7月15日、中1週で迎えた11戦目は、3歳T2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したナースメイドを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。
7月27日、中1週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞のMRO金賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧毅騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。
8月13日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上B2-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧毅騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタイムクロックを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。
9月9日、中3週で迎えた14戦目は、浜坂町麒麟獅子特別（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小牧毅騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニシキダンスに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
10月7日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上A3（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小牧毅騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
11月3日、中3週で迎えた16戦目は、ゴールドエッグ賞（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で小牧毅騎手（7戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。
12月2日、中3週で迎えた17戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2-1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のニシオアサティスを半馬身振り切って4勝目をゲットした。
12月23日、中2週で迎えた18戦目は、クリスマスキャンドル特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は平原透雄騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したピーターサムを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。
4歳（2005年）
1月20日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上A1-1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウエイトフォーに3馬身の差をつけて5勝目を挙げた。
2月17日、中3週で迎えた20戦目は、大和川特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（2戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のエクステンションをハナ差振り切って優勝
3月29日、中5週で迎えた21戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、城北グリーンテニスクラブ特別（姫路ダート1800m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のインターレジェンダをクビ差振り切って優勝
5月5日、中4週で迎えた22戦目は、地方重賞の兵庫大賞典（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（3戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したロードバクシンを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。
5月19日、中1週で迎えた23戦目は、英知大学賞（園田ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシンボリシャイアンを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。
6月29日、中5週で迎えた24戦目は、G1の帝王賞GI（大井ダート2000m 曇/重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（2戦1勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。
8月17日、中6週で迎えた25戦目は、ハンデ地方重賞の摂津盃（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。
9月20日、中4週で迎えた26戦目は、地方重賞のオータムカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（4戦3勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るマヤノオスカーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて優勝
11月3日、中5週で迎えた27戦目は、G1のJBCクラシック（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（5戦4勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。
12月1日、中3週で迎えた28戦目は、地方重賞の園田金盃（園田ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（6戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロードバクシンに1馬身の差をつけて9勝目をつかんだ。
12月29日、中3週で迎えた29戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（7戦5勝）。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。
5歳（2006年）
3月1日、中8週で迎えた30戦目は、地方重賞の六甲盃（姫路ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で永島太郎騎手（8戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。
3月30日、中3週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の兵庫県競馬施設利用協会特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で永島太郎騎手（9戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホクザンスターダムを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。
5月5日、中4週で迎えた32戦目は、地方重賞の兵庫大賞典（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で永島太郎騎手（10戦5勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
6月29日、中7週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた33戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、ムーンビーチ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。
8月3日、中4週で迎えた34戦目は、涼風賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。
6歳（2007年）
6月26日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた35戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、日刊スポーツ賞（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。