スカイジャイアント（1983年生、母ブリランテホンジン）

スカイジャイアント（1983年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホクトボーイ（当時10歳）と交配したブリランテホンジンが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は浦新徳司。戦績は、中央平地26戦6勝2着4回、中央障害2戦0勝、地方14戦13勝。1990年のマイラーズカップ(G2)で2着に入った他、1990年の京阪杯(ハンデG3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

和田保夫厩舎（荒尾）へ入厩。

3歳（1986年）

5月26日、デビュー戦は4歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。鞍上は牧野孝光騎手。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のナオミフアストに8馬身の差をつけて勝利を挙げた。

6月8日、4歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のモンベツカツラに3馬身の差をつけて勝利を掴み取った。

6月30日、4歳（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のモンベツカツラに1馬身半の差をつけてトップでゴールインした。

7月27日、3歳戦のやまなみ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のラークスタンに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月16日、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノキヤデラツクに2馬身半の差をつけて勝利を収めた。

12月14日、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で牧野孝光騎手。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヒダカフエローザに半馬身の差をつけて勝利を掴み取った。

4歳（1987年）

3月8日、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で牧野孝光騎手。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のステインサウンドをクビ差制して勝利を挙げた。

3月29日、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で牧野孝光騎手。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のステインサウンドに4馬身の差をつけて勝利を挙げた。

4月19日、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で牧野孝光騎手。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンパウアフルに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月5日、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で牧野孝光騎手。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシャイングラスに7馬身の差をつけて勝利を掴んだ。

6月15日、りんどう賞（荒尾ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で牧野孝光騎手。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハリマゴールドに7馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

7月19日、火の国賞（荒尾ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で牧野孝光騎手。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシオノサクセスに半馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

11月1日、A（荒尾ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で牧野孝光騎手。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月13日、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で牧野孝光騎手。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマサンスペインに6馬身の差をつけて勝利を収めた。

5歳（1988年）

2月6日、5歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は久保敏文騎手。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモガミテスコオーに8馬身の差をつけて勝利を掴み取った。

3月6日、5歳以上900万下（阪神ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保敏文騎手。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のオンワードレニエに1馬身の差をつけて勝利を挙げた。

3月26日、5歳以上900万下の山陽特別（阪神芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で久保敏文騎手。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

12月3日、4歳以上900万下（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保敏文騎手。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったワンダーレジストに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

12月25日、ハンデ戦で4歳以上1400万下のサンタクロースハンデキャップ（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で久保敏文騎手。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に敗れた。

6歳（1989年）

1月14日、5歳以上900万下の稲荷特別（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で久保敏文騎手。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

1月22日、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で久保敏文騎手。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るニホンピロテンシを上がり1位の末脚で3/4馬身差し切って勝利を挙げた。

2月19日、ハンデG2の京都記念（京都芝2400m 外回り晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は岡潤一郎騎手。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

3月12日、G2の阪神大賞典（阪神芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡潤一郎騎手。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

4月1日、ハンデ戦で5歳以上1400万下のなにわステークス（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は田島信行騎手。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るミスターヤマノを豪脚で半馬身差し切って勝利を掴んだ。

4月30日、オーストラリアトロフィー（京都芝2200m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コスモドリームにハナ差交わされて2着となった。

5月21日、エメラルドステークス（阪神芝2500m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

6月17日、5歳以上1400万下のテレビ愛知賞（中京芝1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田島信行騎手。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のスリーフレームに1馬身3/4の差をつけて勝利を収めた。

11月4日、栗東トレーニングセンター開設20周年記念（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田島信行騎手。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

11月19日、ハンデG3の福島記念（福島芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は内山正博騎手。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、最後はモガミチャンピオンと並んで5着同着となった。

12月10日、ハンデG3の愛知杯（中京芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は田島信行騎手。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

7歳（1990年）

1月7日、洛陽ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた12頭をごぼう抜きし、最後は2着のパッシングショットに3馬身の差をつけて勝利を挙げた。

2月4日、G3の東京新聞杯（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

2月25日、G2のマイラーズカップ（阪神芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で田島信行騎手。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したメジロワースに半馬身届かず2着となった。

4月15日、ハンデ戦でオープンの陽春ステークス（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田島信行騎手。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

5月13日、ハンデG3の京阪杯（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田島信行騎手。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、勝ったロングムテキにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

6月17日、ハンデG3の金鯱賞（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は石橋守騎手。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。

7月8日、G2の高松宮杯（中京芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は田島信行騎手。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

11月18日、ハンデG3の福島記念（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

12月9日、ハンデG3の愛知杯（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は塩村克己騎手。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に敗れた。

8歳（1991年）

1月7日、洛陽ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず16着に終わった。

3月23日、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は出津孝一騎手。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月13日、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。