マタキタソーラン（1998年生、母ダンスパシフィック）

マタキタソーラン（1998年5月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアンバーシャダイ（当時21歳）と交配したダンスパシフィックが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）パシフイック牧場。戦績は、地方37戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2001年の3歳。

経歴

デビュー前

金井弘司厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2001年）

1月5日、デビュー戦は佐々木竹見騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は467kg。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったインターヴェッタから6馬身差の2着となった。

1月25日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木竹見騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のタンジェリンをハナ差制して初白星を挙げた。

3月6日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木竹見騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月17日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木竹見騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木竹見騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイライデンに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月12日、中5週で迎えた7戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月30日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったラストロンリーから7馬身差の2着となった。

9月13日、中1週で迎えた9戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のきんもくせい特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月14日、中5週で迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2002年）

5月1日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったフジダイアナを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

6月6日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

7月11日、中4週で迎えた15戦目は、一般C2七八（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤博紀騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤博紀騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したハギノカレンにハナ差届かず2着に甘んじた。

9月10日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤博紀騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るジョウテンフェイスを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて制した。

10月6日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2二三（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤博紀騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた20戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2一（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミレニアムレコードに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月23日、中5週で迎えた22戦目は、一般C1六七（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

5歳（2003年）

1月9日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2五六（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

1月29日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2五六（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（9戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

2月27日、中3週で迎えた25戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

10月31日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた26戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C2八 C3一（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた27戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた28戦目は、ハンデ戦の一般C2六 C3一（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

6歳（2004年）

1月3日、中1週で迎えた30戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

2月2日、中3週で迎えた31戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

7月16日、約5か月半の休み明けで迎えた32戦目は、一般C3七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

8月9日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた33戦目は、一般C3十11（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では電光石火の末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた34戦目は、一般C3六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

10月4日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、一般C3五六（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

10月19日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた36戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（5戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に敗れた。

11月22日、中4週で迎えた37戦目は、一般C3四五（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。