サンデーマイケル（1986年生、母ハツシオ）
Sandy Michael
1986.05.02
サンデーマイケル（1986年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデイクリーク（当時10歳）と交配したハツシオが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は荻野牧場。戦績は、中央平地10戦2勝2着1回、地方12戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年の4歳400万下。
経歴
デビュー前
鶴留明雄厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1988年）
10月15日、デビュー戦は岡潤一郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は470kg。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。
10月30日、中1週で迎えた2戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。0着に敗れた。
11月19日、中2週で迎えた3戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓抜な伸びを見せたが、勝ったギンザロードにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。
3歳（1989年）
5月7日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のヤマニンチェンバーに1馬身の差をつけて未勝利戦を制した。
5月28日、中2週で迎えた5戦目は、4歳400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて、最後は2着のキングオブストーンを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。
6月18日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、4歳900万下のひめゆりステークス（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（2戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて10着に敗れた。
7月9日、中2週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で4歳900万下のやまゆりステークス（中京芝1800m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で岸滋彦騎手（3戦2勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。
7月30日、中2週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上900万下の阿蘇特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で岸滋彦騎手（4戦2勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて10着に終わった。
9月10日、中5週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の新涼特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岸滋彦騎手（5戦2勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。
4歳（1990年）
3月24日、約6か月半の休養明けで迎えた10戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。
8月14日、約5か月の休養明けで迎えた11戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のサンエイテンザンに1馬身半の差をつけて久しぶりの一戦をモノにした。
9月19日、中4週で迎えた12戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。
10月14日、中3週で迎えた13戦目は、植栗守騎手を鞍上に迎えて、群馬記念（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月16日、中4週で迎えた14戦目は、一般A2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は工藤勉騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のバルタザールに2馬身半の差をつけて4勝目を獲得した。
12月17日、中3週で迎えた15戦目は、新潟・高崎対抗戦（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で工藤勉騎手（2戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
5歳（1991年）
2月1日、中6週で迎えた16戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般A1 A2（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のタニノサムライに半馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。
5月26日、約4か月の休み明けで迎えた17戦目は、尾瀬特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月12日、中1週で迎えた18戦目は、一般A1（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイルドファイアーから3馬身差の2着となった。
6月28日、中1週で迎えた19戦目は、シンビジウム特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8月3日、中4週で迎えた20戦目は、甲田守騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったライラックゴールドから半馬身差の2着となった。
9月1日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で甲田守騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月7日、中4週で迎えた22戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で甲田守騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。