エーデルダムール（2001年生、母バジー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、飯岡牧場から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場され、高橋牧場によって157.5万円で落札された。

3歳（2004年）

4月12日、デビュー戦は森下博騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は447kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊かなスタミナで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、マキバスキルに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

4月24日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

5月23日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた4戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニンキジョユウに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月27日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のニンザブロウを半馬身振り切って優勝

7月10日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のやまゆり特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

8月6日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の夕顔特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたトミケンウインド決め手に屈して半馬身差の2着となった。

9月17日、中5週で迎えた8戦目は、3歳戦のコスモス特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

9月27日、中0週で迎えた9戦目は、3歳戦のサルビア特別（大井ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた10戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のきんもくせい特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の伊勢菊特別（大井ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（6戦2勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のさざんか特別（大井ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（7戦2勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

12月28日、中6週で迎えた13戦目は、3歳戦のポインセチア特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（8戦2勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

4歳（2005年）

1月17日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C1 C2（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（9戦2勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（10戦2勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

3月7日、中4週で迎えた16戦目は、一般C2三四（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（11戦2勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

3月22日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（12戦2勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた18戦目は、かに座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（13戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

5月10日、中4週で迎えた19戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で今野忠成騎手（14戦2勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて8着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で今野忠成騎手（15戦2勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

6月26日、中3週で迎えた21戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般B3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のツクバシャルマンを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

7月18日、中2週で迎えた22戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の北陸ペプシコーラ販売杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

8月2日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた24戦目は、ひまわり特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スタンドアウェイに交わされて2馬身差の2着となった。

8月30日、連闘で迎えた25戦目は、一般B2-3（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（2戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエーワンホースに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月2日、中4週で迎えた26戦目は、恋路賞（金沢ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（3戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた27戦目は、（株）三崎ストアー賞（第17回）（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オーシンメダリストに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

10月30日、中1週で迎えた28戦目は、陽一・はるか結婚記念（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（5戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スタンドアウェイに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

11月8日、連闘で迎えた29戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

11月27日、中2週で迎えた30戦目は、ひいらぎ特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で米倉知騎手（7戦2勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた31戦目は、さざんか特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で米倉知騎手（8戦2勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

5歳（2006年）

1月2日、中3週で迎えた32戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、北陸コカ・コーラボトリング株式会社杯（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り5着に敗れた。