マヤノモーリス（1998年生、母カライスカットアップ）

マヤノモーリス（1998年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のEl Gran Senor（当時17歳）と交配したカライスカットアップが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は森永聡。戦績は、中央平地23戦4勝2着3回、地方27戦13勝2着5回。2004年の万葉ステークス(オープン)で3着に入った他、2006年の東海桜花賞(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

坂口正大厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

7月22日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

8月25日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

9月30日、中4週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、6着に入り込んだ。

10月20日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた5戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

4歳（2002年）

10月23日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のダイゴチトセオーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月13日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノエンペラーに1馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

11月23日、中0週で迎えた8戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリノダンスオーから4馬身差の2着に敗北した。

12月11日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のジェネスハッピーに1馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

5歳（2003年）

1月1日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンサーズクエストから4馬身差の2着に敗北した。

2月3日、中4週で迎えた11戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のインタースカイハイに1馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

2月22日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸彦騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーミストレスに7馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

3月18日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で尾林幸彦騎手（7戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタフネスゴールドに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月16日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で尾林幸彦騎手（8戦6勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のダンサーズクエストに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月7日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で尾林幸彦騎手（9戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダンサーズクエストに半馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月20日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1 C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で尾林幸彦騎手（10戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のダンサーズクエストに6馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

6月10日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で尾林幸彦騎手（11戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のロデオドライブに8馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

7月2日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で尾林幸彦騎手（12戦10勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノリブリアに7馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

8月16日、中5週で迎えた19戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の久留米特別（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた20戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のサウンドステージに2馬身半の差をつけて制した。

9月13日、中1週で迎えた21戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝2200m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホシノプレゼントに3馬身半の差をつけて勝利数を13に伸ばす

9月20日、連闘で迎えた22戦目は、3歳以上1000万下の兵庫特別（阪神芝2500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のダンツプライズに1馬身1/4の差をつけて順当に勝利した。

10月25日、中4週で迎えた23戦目は、3歳以上1000万下の南武特別（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の北大路特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で武豊騎手（3戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

12月7日、中3週で迎えた25戦目は、D.ホワイト騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の2003ゴールデンブーツトロフィー（阪神芝2200m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のビワワールドをクビ差振り切って勝利数を15に伸ばす

6歳（2004年）

1月10日、中4週で迎えた26戦目は、万葉ステークス（京都芝3000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

2月1日、中2週で迎えた27戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の松籟ステークス（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はトレジャーハンターと並んで2着同着となった。

2月28日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上1600万下の御堂筋ステークス（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

8月15日、約5か月半の休養明けで迎えた29戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の朱鷺ステークス（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず3着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた30戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下のサマーステークス（小倉芝1800m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したツルマルヨカニセにハナ差届かず2着に甘んじた。

10月2日、中4週で迎えた31戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下のニューマーケットカップ（中山芝2000m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、グラスポジションに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

10月23日、中2週で迎えた32戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのオパールステークス（京都芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

7歳（2005年）

2月26日、約4か月の休養明けで迎えた33戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の御堂筋ステークス（阪神芝2500m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた34戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の但馬ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

8歳（2006年）

2月25日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた35戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の御堂筋ステークス（阪神芝2500m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

3月11日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた36戦目は、ハンデ戦でオープンの大阪城ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

4月12日、中4週で迎えた37戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るウイニングウインドを上がり1位の末脚で半馬身差し切って久々に白星を挙げた。

4月28日、中1週で迎えた38戦目は、地方重賞のオグリキャップ記念（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

8月23日、約4か月の休養明けで迎えた39戦目は、サードニクスオープン（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた40戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、サファイヤオープン（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネフォクシーを上がり2位の末脚で半馬身差し切って勝利数を17に伸ばす

9月24日、中2週で迎えた41戦目は、地方重賞のOROカップ（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた42戦目は、秋の鞍オープン（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月29日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた43戦目は、トパーズオープン（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

12月20日、中2週で迎えた44戦目は、クリスマス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9歳（2007年）

1月3日、中1週で迎えた45戦目は、ハンデ地方重賞の名古屋記念（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

3月7日、中8週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた46戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、アクアマリンオープン（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマサアンビションに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月28日、中2週で迎えた47戦目は、春分特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したマイネフォクシーにクビ差届かず2着に甘んじた。

4月12日、中1週で迎えた48戦目は、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた49戦目は、花水木特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた50戦目は、地方重賞の名港盃（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したウイニングウインドを差し切れず、2馬身半差の2着となった。