ナムラクエスト（1988年生、母ホツカイライン）
Namura Quest
1988.03.20
ナムラクエスト（1988年3月20日）は、日本の競走馬。毛色は芦毛。種牡馬のホツトスパーク（当時16歳）と交配したホツカイラインが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）福満牧場。戦績は、中央平地11戦1勝2着1回、地方46戦8勝2着8回。主な勝ち鞍は1990年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
野村彰彦厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1990年）
10月6日、デビュー戦は岡冨俊一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は460kg。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。
10月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。
11月11日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡冨俊一騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。
11月24日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡冨俊一騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。道中でハナを奪い、半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のリネンスパークをアタマ差振り切って初白星を挙げた。
3歳（1991年）
6月23日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた5戦目は、4歳500万下（中京ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岡冨俊一騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。
7月13日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で岡冨俊一騎手（5戦1勝）。18頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、5着を確保した。
7月27日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1700m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で岡冨俊一騎手（6戦1勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。
8月17日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡冨俊一騎手（7戦1勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、伸びてきたナムラスピカ決め手に屈して半馬身差の2着となった。
9月1日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の九重特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岡冨俊一騎手（8戦1勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。
9月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上500万下の多治見特別（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で岡冨俊一騎手（9戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり18着に敗れた。
10月6日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた11戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で岡冨俊一騎手（10戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。
11月8日、中4週で迎えた12戦目は、金鐘温騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のウエルカム特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のイーニークインに7馬身の差をつけて制した。
12月12日、中4週で迎えた13戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、万両特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサウスダイアナに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
12月31日、中2週で迎えた14戦目は、尾形秋徳騎手を鞍上に迎えて、船橋ジョッキーズグランプリ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシノミラーからクビ差の2着に甘んじた。
4歳（1992年）
1月29日、中3週で迎えた15戦目は、むつき特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は秋田実騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミルコトブキに1馬身半の差をつけて4勝目を獲得した。
2月24日、中3週で迎えた16戦目は、早春特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田実騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミルコトブキに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
3月19日、中2週で迎えた17戦目は、弥生特別（船橋ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で秋田実騎手（3戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4月13日、中3週で迎えた18戦目は、神奈川盃（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋田実騎手（4戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったダーネンキングから1馬身差の2着となった。
5月4日、中2週で迎えた19戦目は、マーガレットハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で秋田実騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシケンキングから1馬身差の2着に敗北した。
5月27日、中2週で迎えた20戦目は、柿本政男騎手を鞍上に迎えて、エメラルドカップ（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。
8月31日、約3か月の休み明けで迎えた21戦目は、北斗七星特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は秋田実騎手（6戦3勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月23日、中2週で迎えた22戦目は、グランド・マイラーズ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田実騎手（7戦3勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
10月21日、中3週で迎えた23戦目は、オータムハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で秋田実騎手（8戦3勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月18日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた24戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、京葉盃（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。
12月9日、中2週で迎えた25戦目は、ディッセンバー特別（浦和ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のリンドノンノンに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
12月28日、中2週で迎えた26戦目は、湯浅淳一騎手を鞍上に迎えて、千葉TV放送盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。
5歳（1993年）
1月28日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた27戦目は、ガーネット特別（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦1勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリオンジヤガーからクビ差の2着となった。
2月9日、中1週で迎えた28戦目は、片瀬山特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月5日、中2週で迎えた29戦目は、スプリングハンデ特別（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。
3月26日、中2週で迎えた30戦目は、弥生特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は尾形秋徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。
5月26日、中8週で迎えた31戦目は、よみうりランド皐月盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾形秋徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月8日、中1週で迎えた32戦目は、ジューンハンデ特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾形秋徳騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
6歳（1994年）
1月4日、約7か月の休み明けで迎えた33戦目は、ガーネット特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。
1月28日、中2週で迎えた34戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、白富士特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のインデアンスターに1馬身の差をつけて勝利をモノにする
2月14日、中1週で迎えた35戦目は、ウインターハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。10着に敗れた。
3月10日、中2週で迎えた36戦目は、陽春特別（船橋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。
4月11日、中4週で迎えた37戦目は、本間光雄騎手を鞍上に迎えて、レグルス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月5日、中2週で迎えた38戦目は、端午特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のルートワンに1馬身の差をつけて8勝目を掴み取った。
5月26日、中2週で迎えた39戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、京成盃（船橋ダート1800m 雨/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマノセイコーから2馬身半差の2着となった。
8月18日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた40戦目は、ミルキーウェイ特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（3戦2勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリオンランドからクビ差の2着に甘んじた。
9月5日、中2週で迎えた41戦目は、グランド・マイラーズ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（4戦2勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤチャンプに1馬身の差をつけて9勝目を手にした。
10月5日、中3週で迎えた42戦目は、NTV盃（船橋ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（5戦3勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月22日、中6週で迎えた43戦目は、ノベンバーハンデ特別（川崎ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（6戦3勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7歳（1995年）
1月11日、中6週で迎えた44戦目は、白富士特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月16日、中8週で迎えた45戦目は、陽春特別（船橋ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（7戦3勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャロットイッセーから2馬身差の2着となった。
4月21日、中4週で迎えた46戦目は、京成盃（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（8戦3勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。
5月11日、中2週で迎えた47戦目は、エメラルドカップ（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（9戦3勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月1日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた48戦目は、皐月盃（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（10戦3勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8歳（1996年）
2月20日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から11kg戻して迎えた49戦目は、如月特別（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（11戦3勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
4月14日、中7週で馬体重を前走からさらに25kg増やして迎えた50戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 雨/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月4日、中2週で迎えた51戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で頼本盛行騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月19日、中1週で迎えた52戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で頼本盛行騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月27日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた53戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で頼本盛行騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったモリノピュウターからアタマ差の2着となった。
11月17日、中2週で迎えた54戦目は、霜月特別（荒尾ダート2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で頼本盛行騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
12月1日、中1週で迎えた55戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で頼本盛行騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月22日、中2週で迎えた56戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で頼本盛行騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。
9歳（1997年）
1月3日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた57戦目は、新春特別（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で頼本盛行騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。