ドミナスランボー（1987年生、母ミスアンタレス）

ドミナスランボー（1987年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサドンソー（当時12歳）と交配したミスアンタレスが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）友田牧場。戦績は、中央平地15戦0勝2着1回、地方23戦11勝2着2回。主な勝ち鞍は1991年のサマーカップ(B)。

経歴

デビュー前

玉谷敬治厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

12月9日、デビュー戦は玉谷峰男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で玉谷峰男騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

3歳（1990年）

1月14日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で玉谷峰男騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で玉谷峰男騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったマチカネツラヌキに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

2月11日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で玉谷峰男騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

6月9日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小原義之騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

9月9日、中5週で迎えた10戦目は、小屋敷昭騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

4歳（1991年）

1月26日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、原田聖二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

2月3日、連闘で迎えた13戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東田幸男騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

3月2日、連闘で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で東田幸男騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

5月5日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のセトデュールに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月12日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイホマレに2馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

5月18日、連闘で迎えた18戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハツピイジヨークに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月26日、連闘で迎えた19戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマサヨシスピードに約15馬身の大差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月6日、中5週で迎えた20戦目は、めじろ特別（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のオカノピットに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

8月3日、中3週で迎えた21戦目は、サマーカップ（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で有馬澄男騎手（5戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミフォードをハナ差制して獅子奮迅の6連勝を決めた。

9月15日、中5週で迎えた22戦目は、一般B（中津ダート1760m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で有馬澄男騎手（6戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のステップホマレに1馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

12月1日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた23戦目は、一般B（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で有馬澄男騎手（7戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のショウフウカツラに3馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

12月23日、中2週で迎えた24戦目は、スポニチ杯（中津ダート1760m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で有馬澄男騎手（8戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1992年）

1月2日、中0週で迎えた25戦目は、一般B（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で有馬澄男騎手（9戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマチカネホダカに9馬身の差をつけて9勝目をマークした。

5月31日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた26戦目は、一般B（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で有馬澄男騎手（10戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョーエキスプレスからクビ差の2着に甘んじた。

7月12日、中5週で迎えた27戦目は、一般B（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で有馬澄男騎手（11戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のボニーターをクビ差制して10勝目を達成した。

8月3日、中2週で迎えた28戦目は、サマーカップ（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で有馬澄男騎手（12戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったボニーターから半馬身差の2着に敗北した。

8月16日、中1週で迎えた29戦目は、中津記念（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で有馬澄男騎手（13戦10勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月5日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、オータムカップ（中津ダート1760m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で有馬澄男騎手（14戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた31戦目は、一般B（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で有馬澄男騎手（15戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のレスプロメトーに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月30日、中4週で迎えた32戦目は、笠田敏勝騎手を鞍上に迎えて、八面山賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月21日、中2週で迎えた33戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、寒椿特別（中津ダート1760m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（1993年）

7月3日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた34戦目は、櫻木英喜騎手を鞍上に迎えて、一般B（中津ダート1620m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月31日、中3週で迎えた35戦目は、一般B（中津ダート1620m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で櫻木英喜騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた36戦目は、一般B（中津ダート1620m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で櫻木英喜騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月4日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた37戦目は、一般B（中津ダート1620m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で櫻木英喜騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月25日、中2週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた38戦目は、一般B（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で櫻木英喜騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後はエイテイメーカーと並んで3着同着となった。