オモイッキリ（1999年生、母フジノイブキ）

オモイッキリ（1999年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のソウルオブザマター（当時8歳）と交配したフジノイブキが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）不二牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方25戦8勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年のフレッシュゴールド(B)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、不二牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」と「北海道11月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、不二牧場から「北海道5月トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

野島三喜雄厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2001年）

10月23日、デビュー戦は宇都英樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。馬体重は458kg。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノルブランに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月22日、中3週で迎えた2戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた3戦目は、2歳500万下の樅の木賞（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた4戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3歳（2002年）

1月1日、連闘で迎えた5戦目は、3歳オープンのキング（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた8戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた9戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた11戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は児島真二騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のキクノフラワーに半馬身の差をつけて優勝

8月28日、中5週で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

9月5日、連闘で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のキヌガサセカイオーをクビ差制して勝利をモノにする

10月3日、中3週で迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月25日、中2週で迎えた18戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（2003年）

4月30日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤原良一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月26日、中3週で迎えた20戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた21戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原良一騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のシントウマリンに2馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

7月2日、中2週で迎えた22戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤原良一騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒシコーナスから3馬身差の2着となった。

7月21日、中2週で迎えた23戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤原良一騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハイエストアールに2馬身半の差をつけて優勝

8月6日、中1週で迎えた24戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤原良一騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のスペクタクルマーチをアタマ差制して優勝

8月29日、中2週で迎えた25戦目は、鷺草特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で藤原良一騎手（7戦3勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のバアゼルノジュールに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月11日、中1週で迎えた26戦目は、オシロイバナ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤原良一騎手（8戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスペクタクルマーチに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。