エーシンユリシーズ（2009年生、母エイシンサンバレー）

エーシンユリシーズ（2009年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋古代ギリシャの英雄」。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時13歳）と交配したエイシンサンバレーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、地方43戦11勝2着12回。2011年の兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2)で3着に入った他、2012年のスプリングカップ(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

小崎憲厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

9月19日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は518kg。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアースパイプをハナ差振り切って初白星を挙げた。

10月20日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のボクノタイザンに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

11月23日、中4週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた3戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、2歳Jpn2の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月14日、中2週で迎えた4戦目は、2歳Jpn1の全日本2歳優駿（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は木村健騎手（1戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のトライに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

3歳（2012年）

1月18日、中2週で迎えた6戦目は、3歳A B（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（3戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のケンスターハーバーに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

2月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の園田ユースカップ（園田ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（4戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルチゴールドに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

3月8日、中4週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（5戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のノゾミカイソクを半馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

11月9日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた9戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、競馬キンキ杯（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に敗れた。

12月9日、中3週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた10戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

4歳（2013年）

1月14日、中4週で迎えた11戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

3月17日、中6週で迎えた13戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

4月21日、中4週で迎えた14戦目は、山崎亮誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京ダート1600m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

5月25日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山崎亮誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

6月22日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

11月16日、約5か月の休養明けで迎えた17戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（2戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

5歳（2014年）

1月21日、中5週で迎えた19戦目は、宝塚特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（6戦5勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた20戦目は、いっかくじゅう座特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（7戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

2月27日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（8戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のマリアティアラに1馬身1/4の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

3月18日、中2週で迎えた22戦目は、クォーツ特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（9戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したビコーミハイルにハナ差届かず2着に惜敗した。

4月23日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、かげろう特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月7日、中1週で馬体重を前走から21kg絞って迎えた24戦目は、おゝ浜のポン酢特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（10戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオリエンタルエッグを異次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月6日、中3週で迎えた25戦目は、時のふるさと明石特別（園田ダート1400m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月4日、中3週で迎えた26戦目は、大阪発刊50周年記念報知澪標特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は木村健騎手（11戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、モズオーロラに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月24日、中2週で迎えた27戦目は、楽天競馬でポイント還元賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（12戦7勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、勝ったシルクシンフォニーにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

8月15日、中2週で迎えた28戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のくろゆり賞（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた29戦目は、地方重賞の園田チャレンジカップ（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は木村健騎手（13戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

11月14日、中9週で迎えた30戦目は、3歳以上A1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（14戦7勝）。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のハルイチバンをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

12月10日、中3週で迎えた31戦目は、夢千代特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（15戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

6歳（2015年）

1月9日、中3週で迎えた32戦目は、地方重賞の白銀争覇（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（16戦8勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したノゾミダイヤにクビ差届かず2着となった。

2月5日、中3週で迎えた33戦目は、いなぼう特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったニホンカイセーラに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

3月12日、中4週で迎えた34戦目は、4歳以上A1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったオーケストラピットに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4月10日、中3週で迎えた35戦目は、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上A1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（17戦8勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた37戦目は、神姫バス杯（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

6月21日、中4週で迎えた38戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、向暑特別（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったダノンハラショーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月5日、中1週で迎えた39戦目は、ラベンダー特別（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のダイワプロシードに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月18日、中1週で迎えた40戦目は、地方重賞のカンナ賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダノンハラショーに7馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

8月8日、中2週で迎えた41戦目は、地方重賞の池田湖賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（3戦2勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のシゲルケンシンに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月23日、中1週で迎えた42戦目は、3歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（4戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、エイシンガリレイに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

10月17日、中7週で迎えた43戦目は、3歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（5戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が冴えず3着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた44戦目は、3歳以上A2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山下裕貴騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったミスタージャックに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

11月21日、中1週で迎えた45戦目は、地方重賞の周防灘賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で山下裕貴騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったケージーヨシツネに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7歳（2016年）

1月30日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた46戦目は、黄梅特別（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山下裕貴騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

2月6日、連闘で迎えた47戦目は、地方重賞の如月賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山下裕貴騎手（9戦3勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したエッフェルにクビ差届かず2着に惜敗した。

3月5日、中3週で迎えた48戦目は、地方重賞の黒髪山賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山下裕貴騎手（10戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた49戦目は、地方重賞の佐賀弥生賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で山下裕貴騎手（11戦3勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

4月2日、連闘で迎えた50戦目は、地方重賞の英彦山賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で山下裕貴騎手（12戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカシノボルトに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月25日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた51戦目は、コスモス特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で山下裕貴騎手（13戦3勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた52戦目は、地方重賞の耶馬溪賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で山下裕貴騎手（14戦3勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた53戦目は、サフラン特別（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で山下裕貴騎手（15戦3勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。