ランヤジェニー（1993年生、母キスミートウショウ）

ランヤジェニー（1993年4月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のランドヒリュウ（当時11歳）と交配したキスミートウショウが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は本巣敦。戦績は、地方47戦10勝2着10回。1998年のサガ・クイーン賞(以下牝)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

古賀光範厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1995年）

6月24日、デビュー戦は川野幸治騎手を鞍上に据えて、3歳（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。馬体重は448kg。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のボタンタカシに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月30日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったマツノカラーから2馬身半差の2着に敗北した。

9月10日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川野幸治騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川野幸治騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で川野幸治騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月16日、中6週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で川野幸治騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

3歳（1996年）

1月2日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川野幸治騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

1月28日、中3週で迎えた9戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で川野幸治騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で川野幸治騎手（9戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で川野幸治騎手（10戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーシンシアから4馬身差の2着となった。

3月9日、中1週で迎えた12戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で川野幸治騎手（11戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイケブレベストからクビ差の2着となった。

4月15日、中4週で迎えた13戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で川野幸治騎手（12戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた14戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で川野幸治騎手（13戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったホワイトビクターから3馬身差の2着となった。

5月11日、連闘で迎えた15戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で川野幸治騎手（14戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた16戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で川野幸治騎手（15戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったパビリオンライトから1馬身差の2着となった。

6月8日、中1週で迎えた17戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、4歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた18戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（16戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月20日、中3週で迎えた19戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（17戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月9日、中6週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた20戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（18戦1勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミマリンに3/4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

9月21日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で川野幸治騎手（19戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のマツセイゴールドに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月20日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で川野幸治騎手（20戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のグロウソロンに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月3日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で川野幸治騎手（21戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のテンダーフジに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月7日、中4週で迎えた24戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で川野幸治騎手（22戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカリブエストロから1馬身半差の2着に敗北した。

12月15日、連闘で迎えた25戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川野幸治騎手（23戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のツルオカダイアナに2馬身半の差をつけて6勝目を挙げた。

4歳（1997年）

1月5日、中2週で迎えた26戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のケイワンエクセルに3馬身の差をつけて7勝目を手にした。

1月26日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（24戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のツルオカダイアナに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月9日、中1週で迎えた28戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、アメジスト特設（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のボーントゥランに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月23日、中1週で迎えた29戦目は、サガ・クイーン賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月22日、中3週で迎えた30戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンテスシンオーから2馬身差の2着に敗北した。

4月20日、中3週で迎えた31戦目は、佐賀競馬リーディングジョッキー特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（25戦7勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったボーントゥランから1馬身半差の2着となった。

5月17日、中1週で迎えた33戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（26戦7勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた34戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（27戦7勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月9日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月24日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた36戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のスクオールキングをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

12月21日、中3週で迎えた37戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（28戦7勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1998年）

1月5日、中1週で迎えた38戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は新原健伸騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

2月7日、中4週で迎えた39戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（29戦7勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ブラックトルネードに交わされて3馬身差の2着となった。

2月22日、中1週で迎えた40戦目は、牝馬限定オープンのサガ・クイーン賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（30戦7勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したササロッキーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

3月7日、中1週で迎えた41戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（31戦7勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

4月19日、中5週で迎えた42戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川野幸治騎手（32戦7勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて6着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた43戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川野幸治騎手（33戦7勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって5着に敗れた。

11月21日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた44戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で川野幸治騎手（34戦7勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた45戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で川野幸治騎手（35戦7勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた46戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川野幸治騎手（36戦7勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に敗れた。

6歳（1999年）

2月6日、中6週で迎えた47戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。