マツノカラー（1993年生、母イートンカラー）

マツノカラー（1993年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラシアンボンド（当時7歳）と交配したイートンカラーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は合名会社社台牧場。戦績は、地方41戦19勝2着11回。1999年の七稜星特別(一般A)に勝利した他、2000年の九州大賞典(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

山田勇厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1995年）

6月11日、デビュー戦は真島正徳騎手を鞍上に据えて、3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイヤモンドワンから1馬身半差の2着に敗北した。

7月9日、中3週で迎えた2戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のエムブイピーをアタマ差制して初勝利を挙げた。

7月30日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のランヤジェニーに2馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

10月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から19kg増やして迎えた4戦目は、2歳戦のジュニアチャレンジトロフィーr（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（2戦2勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月12日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のジュニアチャンピオン（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村欣也騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったステディホープから2馬身半差の2着となった。

12月17日、中4週で迎えた6戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北村欣也騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったステディホープから半馬身差の2着に敗北した。

3歳（1996年）

1月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のニューイヤーカップ（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で北村欣也騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のフナツダイナマイトに7馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

2月4日、中4週で迎えた8戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で北村欣也騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のケイワンタイガーに3馬身の差をつけて優勝

3月4日、中3週で迎えた9戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のノムラムテキに6馬身の差をつけて5勝目をマークした。

4月21日、中6週で迎えた10戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は北村欣也騎手（7戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショウデンカに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月2日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、3歳戦の栄城賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヒノデオリオンに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

10月19日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg戻して迎えた12戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（9戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマヨカムイに4馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

11月17日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の佐賀菊花賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村欣也騎手（10戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウダイボーイに2馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

4歳（1997年）

1月12日、中7週で迎えた14戦目は、4歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で北村欣也騎手（11戦8勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のケイウンベストに1馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

2月9日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で北村欣也騎手（12戦9勝）。5頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のダンツームテキに1馬身半の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

3月9日、中3週で迎えた16戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で北村欣也騎手（13戦10勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のケイウンベストをハナ差制して10連勝を達成した。

5月4日、中7週で迎えた17戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で北村欣也騎手（14戦11勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のサンアカツキに4馬身の差をつけて連勝数を11に伸ばした。

6月1日、中3週で迎えた18戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で北村欣也騎手（15戦12勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングオブザロードからクビ差の2着に甘んじた。

6月29日、中3週で迎えた19戦目は、G3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は10戦連続で北村欣也騎手（16戦12勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月28日、約6か月の休養明けで迎えた20戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で北村欣也騎手（17戦12勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1998年）

1月25日、中3週で迎えた21戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で北村欣也騎手（18戦12勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のケイウンベストを半馬身振り切って勝利数を14に伸ばす

2月22日、中3週で迎えた22戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は13戦連続で北村欣也騎手（19戦13勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るブラックトルネードを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす

3月22日、中3週で迎えた23戦目は、大天山賞（佐賀ダート2500m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は14戦連続で北村欣也騎手（20戦14勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のケイウンベストを3/4馬身振り切って勝利数を16に伸ばす

4月26日、中4週で迎えた24戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は15戦連続で北村欣也騎手（21戦15勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケイウンベストに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月10日、中1週で迎えた25戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で北村欣也騎手（22戦16勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキングオブザロードを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

6月7日、中3週で迎えた26戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で北村欣也騎手（23戦16勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ビークァイエットに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

7月5日、中3週で迎えた27戦目は、G3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で北村欣也騎手（24戦16勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

6歳（1999年）

2月28日、約8か月の休養明けで迎えた28戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、佐川町桜まつり特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた29戦目は、一般A3（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったライデンカップから2馬身差の2着に敗北した。

4月4日、中1週で迎えた30戦目は、地方重賞の二十四万石賞（高知ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、中3週で迎えた31戦目は、一般A2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中越豊光騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた32戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のトレノ賞（高知ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウタイカンから3馬身差の2着となった。

6月10日、中3週で迎えた33戦目は、G3の北海道スプリントカップ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた34戦目は、松本隆宏騎手を鞍上に迎えて、一般A（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のヒットパークに3/4馬身の差をつけて勝利数を18に伸ばす

8月5日、中3週で迎えた35戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、七稜星特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンスワードに半馬身の差をつけて勝利数を19に伸ばす

7歳（2000年）

5月4日、約9か月の休み明けで迎えた36戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の瑞穂賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月11日、中4週で迎えた37戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

7月9日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた38戦目は、天山賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

10月8日、約3か月の休み明けで馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた39戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は北村欣也騎手（25戦16勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキャロルライデンを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

10月29日、中2週で迎えた40戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（26戦16勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキャロルライデンを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月23日、中3週で迎えた41戦目は、地方重賞の九州大賞典（佐賀ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（27戦16勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アイディアルクインに交わされて1馬身差の2着に敗北した。