ブラックトルネード（1993年生、母スワンスキー）

ブラックトルネード（1993年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウィニングスマイル（当時10歳）と交配したスワンスキーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はつつみ牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着2回、地方49戦18勝2着8回。2000年の中津記念(地方重賞)に勝利した他、1997年、1997年、1997年、2000年、2000年、2000年と耶馬渓賞(一般)を6勝するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

矢野照正厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

1月28日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は失速してしまい16着に終わった。

3月3日、中4週で迎えた2戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

3月16日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に敗れた。

4月14日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田村正光騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、アサヒコウテイに交わされて9馬身差の2着となった。

5月4日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田村正光騎手（3戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田村正光騎手（4戦0勝）。18頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り17着に敗れた。

6月9日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田村正光騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

9月22日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた8戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

10月5日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

10月20日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた10戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

11月9日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた11戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ダイワキャンベラにハナ差交わされて2着となった。

4歳（1997年）

1月4日、中7週で迎えた12戦目は、吉田正寿騎手を鞍上に迎えて、一般B（中津ダート1620m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノタイセイに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月27日、中2週で迎えた13戦目は、矢野久美騎手を鞍上に迎えて、ウインターカップ（中津ダート1760m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウクロシオに3馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

2月9日、中1週で迎えた14戦目は、一般B（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田正寿騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグコスに7馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

3月3日、中2週で迎えた15戦目は、豊後特別（中津ダート1760m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田正寿騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノタイセイに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月23日、中2週で迎えた16戦目は、サラブレッドチャンピオン（中津ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は矢野久美騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノタイセイに9馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4月13日、中2週で迎えた17戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は吉田正寿騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のホウシュウドリームに約14馬身の大差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

4月29日、中1週で迎えた18戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の中津桜花賞（中津ダート2180m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップローモンドから3馬身差の2着に敗北した。

6月1日、中4週で迎えた19戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月21日、中6週で迎えた20戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は吉田正寿騎手（4戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったケンモンローから4馬身差の2着に敗北した。

8月3日、中1週で迎えた21戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田正寿騎手（5戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトモエムールをクビ差制して7勝目を獲得した。

8月24日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、小倉日経オープン（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

9月15日、中2週で馬体重を前走から22kg戻して迎えた23戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田正寿騎手（6戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトモエムールをクビ差制して8勝目を掴み取った。

10月5日、中2週で迎えた24戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の中津・荒尾交流サラブレッドグランプリ（中津ダート2180m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったプラントテイオーから半馬身差の2着に敗北した。

5歳（1998年）

1月5日、約3か月の休み明けで迎えた25戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジョーパレスに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

1月24日、中2週で迎えた26戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた27戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るランヤジェニーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月22日、中1週で迎えた28戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マツノカラーに交わされて1馬身差の2着となった。

3月22日、中3週で迎えた29戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、大天山賞（佐賀ダート2500m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

12月6日、約8か月半の休み明けで迎えた30戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2 B1 B（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた31戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は川野幸治騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

6歳（1999年）

1月10日、中1週で迎えた32戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

2月7日、中3週で迎えた33戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた34戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で川野幸治騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したケイウンベストを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

3月7日、中1週で迎えた35戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

4月25日、中6週で迎えた36戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は川野幸治騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グレートケンザンにハナ差交わされて2着となった。

5月9日、中1週で迎えた37戦目は、岡元隆太騎手を鞍上に迎えて、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

5月30日、中2週で迎えた38戦目は、4歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡元隆太騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月20日、中2週で迎えた39戦目は、4歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡元隆太騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた40戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で岡元隆太騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた41戦目は、天山賞（佐賀ダート1750m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で岡元隆太騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた42戦目は、天山賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で岡元隆太騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた43戦目は、天山賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で岡元隆太騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた44戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、天山賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

9月26日、中3週で迎えた45戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は岡元隆太騎手（7戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた46戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岡元隆太騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

12月12日、中8週で迎えた47戦目は、4歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアイビーコウキを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って久しぶりに美酒を浴びた。

7歳（2000年）

1月2日、中2週で迎えた48戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は川野幸治騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

1月23日、中2週で迎えた49戦目は、4歳以上A2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のサイクロンジェーンを3/4馬身振り切って優勝

2月6日、中1週で迎えた50戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は岡元隆太騎手（9戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

3月5日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた51戦目は、大分県馬主会会長賞（中津ダート1760m 曇/重）に出走。鞍上は安東章騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアイアンターフに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月16日、中5週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた52戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアイアンターフに2馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

5月6日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた53戦目は、地方重賞の九州スプリントカップ（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた54戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安東章騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエビスシューターから2馬身差の2着に敗北した。

6月18日、中2週で迎えた55戦目は、地方重賞の九州記念（荒尾ダート2150m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で安東章騎手（5戦2勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた56戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のニューシティボーイに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月1日、中1週で迎えた57戦目は、耶馬渓賞スプリント（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のツキノフィールドに6馬身の差をつけて勝利数を16に伸ばす

8月16日、中1週で迎えた58戦目は、地方重賞の中津記念（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のエスティーウエーブに6馬身の差をつけて優勝

11月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた59戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は安東章騎手（6戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のハリアップスキーに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月14日、中1週で迎えた60戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったライジングタイドから半馬身差の2着に敗北した。

8歳（2001年）

1月3日、中2週で迎えた61戦目は、地方重賞の中津大賞典（中津ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。