アサカホイスト（1996年生、母アサカシャンテ）
Asaka Hoist
1996.05.09
アサカホイスト（1996年5月9日）は、日本の競走馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフェアジャッジメント（当時12歳）と交配したアサカシャンテが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）森山牧場。戦績は、地方41戦10勝2着9回。主な勝ち鞍は1998年の3歳。
経歴
デビュー前
村田貴広厩舎（浦和）へ入厩。
2歳（1998年）
12月28日、デビュー戦は都平哲也騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は476kg。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイスナイパーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
3歳（1999年）
1月12日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で都平哲也騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
3月8日、中7週で迎えた3戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月20日、中5週で迎えた4戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月11日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、4歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のランズランに1馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。
6月2日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のマルチマッチ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。
4歳（2000年）
4月21日、約11か月の休み明けで迎えた7戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C2六イ（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月1日、中5週で迎えた8戦目は、一般C2五ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月16日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2四イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のスウィートリプリーに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
7月6日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサッタークリークから3馬身差の2着に敗北した。
7月19日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。
9月6日、中6週で迎えた12戦目は、一般C2四イ（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はタレてしまい5着に敗れた。
10月1日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2五六（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったノースウィンディから1馬身半差の2着となった。
10月10日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2三イ（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のダイマツキャプテンに1馬身半の差をつけて4勝目を挙げた。
5歳（2001年）
4月9日、約6か月の休養明けで迎えた15戦目は、一般C2三ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は都平哲也騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、エプソムガッツにクビ差交わされて2着に甘んじた。
5月2日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2四ア（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で都平哲也騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。
5月24日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2三イ（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で都平哲也騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。
6月12日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2三ア（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で都平哲也騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルカコマンダーに7馬身の差をつけて優勝
7月17日、中4週で迎えた19戦目は、一般C2三ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。
8月1日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は都平哲也騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタイキヴィンテージに6馬身の差をつけて制した。
8月29日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で都平哲也騎手（7戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月3日、連闘で迎えた22戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で都平哲也騎手（8戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のダンツライブリーに7馬身の差をつけて優勝
9月29日、中3週で迎えた23戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で都平哲也騎手（9戦4勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。13着に敗れた。
6歳（2002年）
4月2日、約6か月の休み明けで迎えた24戦目は、一般C2二イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で都平哲也騎手（10戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、クロスギャングに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
5月14日、中5週で迎えた25戦目は、一般C2一イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で都平哲也騎手（11戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のファインタックルに1馬身半の差をつけて8勝目を掴み取った。
6月20日、中4週で迎えた26戦目は、一般C1四（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で都平哲也騎手（12戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、ハットスキーに半馬身交わされて2着に敗北した。
7月8日、中2週で迎えた27戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ロイヤルゴーストに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
7月21日、中1週で迎えた28戦目は、市村誠騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1390m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のニドクリボールに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
8月21日、中3週で迎えた29戦目は、こぎつね座特別（大井ダート1590m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で市村誠騎手（1戦1勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。
9月3日、中1週で迎えた30戦目は、定峰特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。
10月19日、中6週で迎えた31戦目は、文京区特別（大井ダート1690m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。
11月11日、中2週で迎えた32戦目は、見沼特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったアスキットアスワンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。
7歳（2003年）
4月2日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、細川勉騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のカミノドラゴンに2馬身の差をつけて休養明け初戦を制した。
5月8日、中4週で馬体重を前走から19kg戻して迎えた34戦目は、一般C1二（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で細川勉騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、サニーファインに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
5月14日、連闘で迎えた35戦目は、かに座特別（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は市村誠騎手（2戦1勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。
6月18日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた36戦目は、一般C1二三（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は細川勉騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、カミノドラゴンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
6月27日、連闘で馬体重を前走から11kg絞って迎えた37戦目は、一般C1三（大井ダート1590m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は市村誠騎手（3戦1勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。
7月10日、中1週で迎えた38戦目は、玉淀湖特別（浦和ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は細川勉騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。
8月1日、中2週で迎えた39戦目は、両神山特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で細川勉騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。
9月25日、中7週で迎えた40戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般B3 C1（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバテてしまい5着に敗れた。
10月14日、中2週で迎えた41戦目は、一般C1二（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は張田京騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。