スフィーダ（1999年生、母オンワードスマック）
Sfida
1999.04.30
スフィーダ（1999年4月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時7歳）と交配したオンワードスマックが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）長谷川牧場。戦績は、地方29戦11勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年の陽炎特別(一般C1二)。
経歴
デビュー前
河津裕昭厩舎（川崎）へ入厩。
3歳（2002年）
10月25日、デビュー戦は森下博騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったノースドールに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
11月18日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、沖野耕二騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のノースドールをクビ差振り切って初白星を挙げた。
4歳（2003年）
1月28日、中9週で迎えた3戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったポリッシュワードにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。
4月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沖野耕二騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のブライティアパレスを半馬身振り切って2勝目をゲットした。
5月22日、中4週で迎えた5戦目は、一般C3一二（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で沖野耕二騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るコンバットダイヤを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて3勝目を挙げた。
10月31日、約5か月半の休養明けで迎えた6戦目は、ハンデ戦の一般C2八 C3一（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で沖野耕二騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るノーザンダンディを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って休養明けの一戦をモノにした。
11月14日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で沖野耕二騎手（5戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。
12月1日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で沖野耕二騎手（6戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のワンダーミッションに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
5歳（2004年）
1月4日、中4週で迎えた9戦目は、一般C2九十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で沖野耕二騎手（7戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサニーメッセージを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
2月3日、中3週で迎えた10戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、マイスターチャレンジ（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。
6月8日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったサニーメッセージに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。
7月5日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は沖野耕二騎手（8戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。先手を取り、遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフラワースコールに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
7月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（9戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るフジノツヨシを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って勝利をモノにする
8月11日、中3週で迎えた14戦目は、ビーチサイド特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖野耕二騎手（10戦8勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
9月2日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沖野耕二騎手（11戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。
12月21日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。
6歳（2005年）
2月8日、中6週で迎えた17戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のスウィープダンスをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。
2月27日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、春光特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。
3月28日、中3週で迎えた19戦目は、朧月特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。
4月19日、中2週で迎えた20戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、陽炎特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のナヴィーズバスターに2馬身半の差をつけて10勝目を達成した。
5月2日、中1週で迎えた21戦目は、ゴールデンホース賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。
5月25日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1二（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたモリアキ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。
6月13日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のライブリーエイトに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
7月7日、中2週で迎えた24戦目は、牝馬限定戦の織姫特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。
7月28日、中2週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の潮騒特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、3着に終わった。
11月16日、約3か月半の休み明けで迎えた26戦目は、深秋賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。
12月2日、中1週で迎えた27戦目は、柊特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。
12月23日、中2週で迎えた28戦目は、サンタクロース特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手が足りず、5着に終わった。
7歳（2006年）
1月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。