ミスターマジック（1988年生、母ダイナスコッチ）

ミスターマジック（1988年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミスターシービー（当時8歳）と交配したダイナスコッチが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、中央障害4戦0勝、地方31戦4勝2着8回。主な勝ち鞍は1993年の一般C3-1。

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

9月8日、デビュー戦は岸滋彦騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/良）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったキョウワユウショウに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

10月13日、中2週で迎えた3戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は岸滋彦騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4歳（1992年）

1月6日、中4週で迎えた7戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 雨）に出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた8戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた9戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた10戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月12日、中7週で迎えた11戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルシゲプツシヤーからクビ差の2着となった。

5月3日、中2週で迎えた12戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた13戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、一般C5-2（高知ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月1日、連闘で迎えた14戦目は、川野勇馬騎手を鞍上に迎えて、一般C5-7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のタカフジジョーに3/4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月27日、中3週で迎えた15戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、さくらんぼ特別（高知ダート1300m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月7日、中0週で迎えた16戦目は、一般C4-6（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は明神繁正騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミノーザリーをアタマ差制して勝利を手中に収めた。

10月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月11日、連闘で迎えた18戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウマサムネから5馬身差の2着となった。

11月1日、中2週で迎えた19戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で明神繁正騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクホクトからクビ差の2着となった。

12月5日、中4週で迎えた20戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で明神繁正騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月15日、中0週で迎えた21戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で明神繁正騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタップオンレデイからハナ差の2着に甘んじた。

5歳（1993年）

1月6日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で明神繁正騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

1月31日、中3週で迎えた23戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で明神繁正騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のフォースシクレノンをクビ差制して勝利を手に入れた。

2月8日、連闘で迎えた24戦目は、アメジスト特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で明神繁正騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったプリンスラッキーから1馬身半差の2着に敗北した。

3月1日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3-1（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で明神繁正騎手（11戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のクラフブキに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月29日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で明神繁正騎手（12戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシローマスターから3/4馬身差の2着に敗北した。

4月25日、中3週で迎えた27戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で明神繁正騎手（13戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月5日、中0週で迎えた28戦目は、横浪特別（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で明神繁正騎手（14戦3勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったテンリラシアンから2馬身差の2着となった。

5月30日、中3週で迎えた29戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で明神繁正騎手（15戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月21日、中2週で迎えた30戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で明神繁正騎手（16戦3勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月29日、連闘で迎えた31戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で明神繁正騎手（17戦3勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月28日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、潮騒特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で明神繁正騎手（18戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1-1（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で明神繁正騎手（19戦3勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月6日、中2週で迎えた34戦目は、野分特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で明神繁正騎手（20戦3勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた35戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で明神繁正騎手（21戦3勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた36戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は21戦連続で明神繁正騎手（22戦3勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月28日、中7週で迎えた37戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で明神繁正騎手（23戦3勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月5日、連闘で迎えた38戦目は、師走特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で明神繁正騎手（24戦3勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイジユホワイトから半馬身差の2着となった。

12月26日、中2週で迎えた39戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C2-1（高知ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1994年）

1月15日、中2週で迎えた40戦目は、初春特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（25戦3勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月24日、連闘で迎えた41戦目は、一般C2-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（26戦3勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。