テルノライデン（1993年生、母グレイスシイールド）

テルノライデン（1993年5月9日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時13歳）と交配したグレイスシイールドが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鮫川啓一。戦績は、中央平地12戦0勝2着2回、地方27戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の一般C3。

経歴

デビュー前

坂田正行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

7月7日、デビュー戦は川合達彦騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は406kg。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川合達彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた3戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

9月21日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は川合達彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

10月19日、中3週で迎えた5戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた6戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り小雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったサーモントップに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月17日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、ドラゴンボブに交わされて1馬身差の2着となった。

12月1日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は川合達彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

4歳（1997年）

2月2日、中8週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川合達彦騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

2月9日、連闘で迎えた10戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

3月2日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は川合達彦騎手（5戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた12戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

5月13日、中7週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた13戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったニッショウテイオーから3馬身差の2着に敗北した。

11月30日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた14戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月23日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（1998年）

1月7日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C4（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた21戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、一般C4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた22戦目は、一般C4（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエスティプレストを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

5月31日、連闘で迎えた23戦目は、一般C4（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安部竜司騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

6月8日、連闘で迎えた24戦目は、一般C4（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部竜司騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月28日、中2週で迎えた25戦目は、一般C4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた26戦目は、一般C4（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

7月12日、連闘で迎えた27戦目は、一般C4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた28戦目は、一般C4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた29戦目は、一般C4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（10戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた30戦目は、一般C4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀場裕充騎手（11戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた31戦目は、一般C4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で堀場裕充騎手（12戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず3着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた32戦目は、一般C4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で堀場裕充騎手（13戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のタルミズハリケーンを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

10月11日、中2週で迎えた33戦目は、一般C3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で堀場裕充騎手（14戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で堀場裕充騎手（15戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた35戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で堀場裕充騎手（16戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で堀場裕充騎手（17戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた37戦目は、一般C4（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で堀場裕充騎手（18戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた38戦目は、一般C4（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で堀場裕充騎手（19戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた39戦目は、一般C3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は安部竜司騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るアイカンリンドーを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って2勝目を獲得した。