グリンエイシ（1996年生、母グリンモルゲン）

グリンエイシ（1996年4月26日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のレオグリングリン（当時9歳）と交配したグリンモルゲンが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は樫木尚広。戦績は、地方52戦7勝2着8回。2000年の加古川くつ下特別(アラ系4歳以上)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、樫木尚広から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、主取によって円で落札された。同年、樫木尚広から「北海道10月市場アングロアラブ2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

戸田山孝次厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（1998年）

6月2日、デビュー戦は平松徳彦騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（園田ダート800m 雨/重）に出走。馬体重は432kg。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のコウエイキュートに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月1日、中3週で迎えた2戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（園田ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のギシノオトメをアタマ差制して1着ゴールを果たした。

7月28日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（園田ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハリマテイオーに2馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

8月20日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本和也騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったハッコーディオールからアタマ差の2着に甘んじた。

10月1日、中5週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（園田ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂本和也騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の園田3才優駿（園田ダート1630m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂本和也騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂本和也騎手（5戦2勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた8戦目は、2歳ハンデ戦の市川賞（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂本和也騎手（6戦2勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦の若駒賞（園田ダート1630m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で坂本和也騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

12月30日、中2週で迎えた10戦目は、2歳ハンデ戦の園田ジュニアカップ（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で坂本和也騎手（8戦2勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

3歳（1999年）

1月27日、中3週で迎えた11戦目は、アラ系4歳（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で坂本和也騎手（9戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のハツタタイセンに2馬身の差をつけて4勝目を手にした。

3月4日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、アラ系4歳（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で坂本和也騎手（10戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスマノタイテイに1馬身の差をつけて制した。

3月25日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系4歳（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で坂本和也騎手（11戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスマノタイテイから1馬身半差の2着に敗北した。

4月21日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳戦ののじぎく賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で坂本和也騎手（12戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリオンザダンサーから3馬身差の2着に敗北した。

5月19日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 曇/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は平松徳彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったエースランナーから半馬身差の2着に敗北した。

6月10日、中2週で迎えた16戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、フォレストステーション波賀特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイユージョージからアタマ差の2着に甘んじた。

7月28日、中6週で迎えた17戦目は、牝馬限定戦のサマークイーン賞（姫路ダート1500m 曇/不良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は坂本和也騎手（13戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月8日、中5週で迎えた18戦目は、牝馬限定戦の報知新聞社賞（園田ダート1700m 晴/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は平松徳彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2000年）

1月26日、約4か月半の休み明けで迎えた19戦目は、牝馬限定戦の兵庫牝馬特別（園田ダート1700m 晴/不良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は坂本和也騎手（14戦4勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（15戦4勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月8日、中3週で迎えた21戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂本和也騎手（16戦4勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた22戦目は、チューリップ（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂本和也騎手（17戦4勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月5日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のフクトクニセイに5馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

5月31日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた25戦目は、スプリングカップ（園田ダート1870m 雨/不良）に出走。鞍上は坂本和也騎手（18戦4勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月5日、中4週で迎えた26戦目は、サマーカップ（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（19戦4勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた27戦目は、牝馬限定戦のサマークイーン賞（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本和也騎手（20戦4勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月6日、中5週で迎えた28戦目は、オータムカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（5戦2勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。4着を確保した。

10月5日、中3週で迎えた29戦目は、牝馬限定戦の兵庫アラブクイーンカップ（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月7日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた30戦目は、加古川くつ下特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（7戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキノメイユウからクビ差の2着となった。

11月16日、連闘で迎えた31戦目は、春日局特別（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は坂本和也騎手（21戦4勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月12日、中3週で迎えた32戦目は、中町けやき特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（22戦4勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2001年）

1月2日、中2週で迎えた33戦目は、ふくじゅそう（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本和也騎手（23戦4勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた34戦目は、ハンデ戦でオープンのアラ系4歳以上（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂本和也騎手（24戦4勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月21日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた35戦目は、ハンデ戦のウインターカップ（園田ダート1870m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂本和也騎手（25戦4勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月27日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた36戦目は、保利良平騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の大中遺跡特別（姫路ダート1800m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月6日、中0週で迎えた37戦目は、フォレストステーション波賀特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保利良平騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月1日、中3週で迎えた38戦目は、アラ系4歳以上A1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で保利良平騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月16日、中1週で迎えた39戦目は、ハンデ戦のスプリングカップ（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で保利良平騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月8日、中7週で迎えた40戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、エメラルド特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた41戦目は、農協牛乳杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた42戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のキミノミネフジを半馬身振り切って7勝目を手に入れた。

8月19日、中1週で迎えた43戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホーエチャンピオンを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

9月2日、中1週で迎えた44戦目は、中京スポーツ賞（金沢ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で平瀬城久騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた45戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で平瀬城久騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンエスジュニアに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月29日、中5週で迎えた46戦目は、石川門特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で平瀬城久騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

11月23日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた47戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、エメラルド特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

12月22日、中3週で迎えた48戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

6歳（2002年）

1月4日、中1週で迎えた49戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

5月19日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた50戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

6月2日、中1週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた51戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた52戦目は、お松の方特別（金沢ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。