サンエイバラード（2016年生、母アインアイン）
Sanei Ballade
2016.04.01
サンエイバラード（2016年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダノンバラード（当時8歳）と交配したアインアインが20歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大典牧場。2021年のOROターフ特別(一般)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、大典牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、鈴木雅俊によって324万円で落札された。
佐藤浩一厩舎（水沢）へ入厩。
2歳（2018年）
9月23日、デビュー戦は山本聡哉騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（盛岡芝1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は439kg。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて、最後は2着のニューヒロインに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。
10月27日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡芝1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。
11月25日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。
12月23日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のキッチンカーfu-go賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。
3歳（2019年）
5月2日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。
5月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。
6月11日、中3週で迎えた7戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。
7月3日、中2週で迎えた8戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。
7月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のやまびこ賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして突き抜け、最後は2着のノーザントーストに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
8月5日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のアロー賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したハーベストタイムにアタマ差届かず2着に甘んじた。
8月21日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のジェット賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたシャインベスト決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。
9月3日、中1週で迎えた12戦目は、疾走賞（川崎ダート900m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。
4歳（2020年）
3月2日、約6か月の休養明けで迎えた13戦目は、一般C1五六（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は力尽きて12着に敗れた。
4月15日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた14戦目は、光速賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。
5月11日、中3週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた15戦目は、颯爽賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。
6月15日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた16戦目は、一般B2三（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のように疾駆したが、マイネルユニブランに半馬身交わされて2着となった。
6月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2三（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。
7月14日、中1週で迎えた18戦目は、ジュライカップ（盛岡芝1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマイディアライフに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
8月9日、中3週で迎えた19戦目は、一般B2（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたヒシコスマー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。
8月24日、中1週で迎えた20戦目は、一般B1二（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマジョリティーを上がり1位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って4勝目をゲットした。
9月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般B1（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡哉騎手（9戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のニシノヴォーカルに1馬身の差をつけて5勝目を収める
9月28日、中2週で迎えた22戦目は、野分特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本聡哉騎手（10戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったアドマイヤコメットに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。
10月26日、中3週で迎えた23戦目は、紅葉特別（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で山本聡哉騎手（11戦4勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したマリーグレイスにアタマ差届かず2着となった。
5歳（2021年）
5月10日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた24戦目は、牡丹特別（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山本聡哉騎手（12戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。
5月24日、中1週で迎えた25戦目は、陽光特別（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山本聡哉騎手（13戦4勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。
6月27日、中4週で迎えた26戦目は、七夕裕次騎手を鞍上に迎えて、久慈市山形村短角牛賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。
7月13日、中1週で迎えた27戦目は、一般B1（盛岡芝1700m 雨/重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（14戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るナムラバンザイを猛烈な末脚で3/4馬身差し切って先頭ゴールを果たした。
8月8日、中3週で迎えた28戦目は、夢・希望 未来へ前進（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（15戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
8月30日、中2週で迎えた29戦目は、芙蓉特別（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（16戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のゲンキチハヤブサに1馬身1/4の差をつけて7勝目を手にした。
9月14日、中1週で迎えた30戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のいしがきマイラーズオープン（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。
9月28日、中1週で迎えた31戦目は、秋分特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（17戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のナイトメアをクビ差振り切って8勝目を収める
10月24日、中3週で迎えた32戦目は、OROターフ特別（盛岡芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（18戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。
デビュー前
1歳のとき、大典牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、鈴木雅俊によって324万円で落札された。
佐藤浩一厩舎（岩手）へ入厩。
11月8日、デビュー戦は高橋悠里騎手を鞍上に据えて、霜月特別（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番ゲートからスタート。出走取消となった。
11月23日、中3週で迎えた33戦目は、初冬特別（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（19戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって9着に敗れた。
デビュー前
1歳のとき、大典牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、鈴木雅俊によって324万円で落札された。
佐藤浩一厩舎（岩手）へ入厩。
6歳（2022年）
3月14日、約3か月半の休養明けで迎えた34戦目は、スプリント特別（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（20戦7勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。
3月28日、中1週で迎えた35戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、スプリント特別（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。
4月11日、中1週で迎えた36戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、陽春特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。