ブローヴェイス（2019年生、母タガノディナー）
Blaaveis
2019.04.21
ブローヴェイス（2019年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「雪割草(ノルウェー語)。馬群を割って」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のストロングリターン（当時13歳）と交配したタガノディナーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は林 時春。戦績は、中央平地18戦0勝2着1回、地方16戦4勝2着6回。2022年のサファイア賞(M3)に勝利した他、2022年のサファイア賞(地方重賞)を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
浅野洋一郎厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2021年）
7月10日、デビュー戦は秋山稔樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は410kg。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。
7月31日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。
8月15日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山稔樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。
9月4日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋山稔樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。
10月23日、中6週で迎えた5戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に敗れた。
11月13日、中2週で迎えた6戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。
3歳（2022年）
1月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。
2月20日、中2週で迎えた8戦目は、3歳1勝クラス（東京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、5着に入り込んだ。
3月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢一樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。
デビュー前
浅野洋一郎厩舎（美浦）へ入厩。
3月26日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 小雨/良）に出走。馬体重は424kg。15頭立ての3番ゲートからスタート。競走除外となった。
4月2日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢一樹騎手（3戦0勝）。18頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。
5月1日、中3週で迎えた11戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。
5月28日、中3週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は永野猛蔵騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したボルザコフスキーを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。
6月18日、中2週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。
デビュー前
浅野洋一郎厩舎（美浦）へ入厩。
7月17日、デビュー戦は永野猛蔵騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は426kg。15頭立ての11番ゲートからスタート。競走除外となった。
7月24日、中4週で迎えた14戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。
8月13日、中2週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。
9月4日、中2週で迎えた16戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。18頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。
2022年9月9日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。
10月18日、中5週で迎えた17戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、3歳M3のサファイア賞（盛岡芝2400m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のベアーザベルに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
10月31日、中1週で迎えた18戦目は、夢・希望 未来へ前進（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、勝ったブラックバゴにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。
11月15日、中1週で迎えた19戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、夢・希望 未来へ前進（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、しっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のブラックバゴに4馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。
12月12日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキーズシリーズ第2戦（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
12月31日、中2週で迎えた21戦目は、B1一組（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は木村暁騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のトーセンマッシモに2馬身半の差をつけて制した。
4歳（2023年）
3月14日、中9週で迎えた22戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、弥生特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。
3月27日、中1週で迎えた23戦目は、桃花特別（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。
4月25日、中3週で迎えた24戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、山吹特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のセイシーキングを半馬身振り切って勝利をモノにする
5月21日、中3週で迎えた25戦目は、M3のあすなろ賞（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。
6月6日、中1週で迎えた26戦目は、撫子特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったブレイニーランに詰め切れず、3馬身差の2着となった。
7月4日、中3週で迎えた27戦目は、かきつばた賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（2戦2勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。
7月18日、中1週で迎えた28戦目は、桂樹杯（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。
8月15日、中3週で迎えた29戦目は、納涼特別（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したハクシンパーソナルに半馬身届かず2着となった。
8月29日、中1週で迎えた30戦目は、初秋特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、トキノパイレーツに交わされて5馬身差の2着となった。
5歳（2024年）
1月20日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた31戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山芝2200m 外回り 曇/良）に出走。17頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。
1月28日、連闘で馬体重を前走から6kg戻して迎えた32戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村太一騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。
2024年1月31日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。
3月18日、中6週で迎えた33戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、弥生特別（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったグランコージーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。
3月29日、中1週で迎えた34戦目は、桃花特別（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったボウトロイに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。
4月30日、中4週で迎えた35戦目は、仲春特別（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。