オーゴンライダァ（1985年生、母ブリランテホンジン）

オーゴンライダァ（1985年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青毛。種牡馬のラツキーソブリン（当時11歳）と交配したブリランテホンジンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は浦新徳司。戦績は、中央平地24戦2勝2着4回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1989年の清洲特別(400万下)。

経歴

デビュー前

松元省一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

12月6日、デビュー戦は安田隆行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は458kg。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のイズミサウンドに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月26日、中2週で迎えた2戦目は、3歳400万下の千両賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦1勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き13着に敗れた。

3歳（1988年）

8月13日、約7か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、リードトライデントに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

8月28日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田隆行騎手（3戦1勝）。17頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、6着に終わった。

10月2日、中4週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で安田隆行騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

4歳（1989年）

7月23日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上400万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で安田隆行騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい11着に敗れた。

8月12日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は安田隆行騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、伸びてきたメイトウリボー決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

9月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（7戦1勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

10月8日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手（8戦1勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したサンディースターにクビ差届かず2着となった。

11月11日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上400万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田隆行騎手（9戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、勝ったマルトヨオンブルにねじ伏せられてアタマ差の2着に惜敗した。

11月26日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下の清洲特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安田隆行騎手（10戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンディースターを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて久々に勝利を挙げた。

12月24日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下（阪神芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で安田隆行騎手（11戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

5歳（1990年）

2月3日、中5週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下の香春岳特別（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で安田隆行騎手（12戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

10月27日、約9か月の休み明けで迎えた15戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で安田隆行騎手（13戦2勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で安田隆行騎手（14戦2勝）。18頭立ての2番人気に推されて17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下の清洲特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で安田隆行騎手（15戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

6歳（1991年）

6月16日、約7か月の休養明けで迎えた18戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で安田隆行騎手（16戦2勝）。18頭立ての4番人気に推されて17番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では伸びあぐねて15着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で安田隆行騎手（17戦2勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で安田隆行騎手（18戦2勝）。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では末脚がパッとせず18着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で安田隆行騎手（19戦2勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた22戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

8月18日、連闘で迎えた23戦目は、4歳以上500万下の有田特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手（20戦2勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下の多治見特別（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（21戦2勝）。18頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

11月25日、中9週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた25戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。