イサムサンカ（2020年生、母レーヴドフィユ）

イサムサンカ（2020年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「勇+賛歌」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時11歳）と交配したレーヴドフィユが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は千代田牧場。主な勝ち鞍は2023年の中村向陽22歳誕生日おめでとう記念(一般C2十二)。

経歴

デビュー前

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

3月4日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、3歳戦の3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

4月9日、中4週で迎えた2戦目は、3歳戦の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

5月7日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

6月13日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦のジューンフラワー賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸田恭介騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

11月12日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

11月26日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた6戦目は、中村向陽22歳誕生日おめでとう記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始1番手を追走先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジェミースターに約12馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

12月10日、中1週で迎えた7戦目は、無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったフェアリープトに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

12月25日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2六（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るヴイエルジュを上がり2位の末脚で3/4馬身差し切って2勝目をゲットした。

4歳（2024年）

3月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、一般C2三（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のハイパーノヴァに3馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

3月19日、連闘で迎えた10戦目は、狐桃たまデビュー1周年記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（5戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るユキゲショウを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4月9日、中2週で迎えた11戦目は、能登半島地震復興支援杯10（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田晃浩騎手（6戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のリュウノステルスに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月30日、中2週で迎えた12戦目は、金沢競馬プレミアム（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉田晃浩騎手（7戦5勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた13戦目は、KI☆I☆CHI☆お誕生日おめでとう（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で吉田晃浩騎手（8戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したヤイバに半馬身届かず2着に敗北した。

5月27日、中1週で迎えた14戦目は、心も体も温まる湯涌で疲れを癒しま賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉田晃浩騎手（9戦5勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るデルマウオッカを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

6月11日、中1週で迎えた15戦目は、楽天ポイントでネット投票特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉田晃浩騎手（10戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のハローキャンディに1馬身の差をつけて断然人気に応えた。

10月1日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、金沢競馬プレミアム（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉田晃浩騎手（11戦7勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばしてあっさりと抜け出し、最後は2着のマテウスに3馬身の差をつけて制した。

10月13日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた17戦目は、ウマ娘コラボ熱血ハチャメチャ大感謝祭特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉田晃浩騎手（12戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったゴールドレコーダーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月27日、中1週で迎えた18戦目は、香林坊ツリー・ファンタジー特別（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は14戦連続で吉田晃浩騎手（13戦8勝）。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったマリンデュンデュンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月12日、中1週で迎えた19戦目は、うらら白山人秋祭どんじゃら市特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で吉田晃浩騎手（14戦8勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、グングンと末脚を伸ばして、最後は2着のアイアムレジェンドに1馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

11月26日、中1週で迎えた20戦目は、兼六園雪吊り特別（金沢ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は16戦連続で吉田晃浩騎手（15戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて、最後は2着のウインコマチに1馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。

12月17日、中2週で迎えた21戦目は、楽天ポイントでネット投票!特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で吉田晃浩騎手（16戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたテトラルキア決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。