サトノサンダー（2007年生、母Line of Thunder）

経歴

デビュー前

2歳（2009年）

8月23日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のタカミツボードをクビ差振り切って初白星を挙げた。

9月5日、中1週で迎えた2戦目は、2歳G3の札幌2歳ステークス（札幌芝1800m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦1勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

12月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

3歳（2010年）

2月7日、中7週で迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

4歳（2011年）

8月14日、約18か月半の休養明けで迎えた5戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き13着に敗れた。

9月10日、中3週で迎えた6戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

10月16日、中4週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は田面木博公騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって9着に敗れた。

5歳（2012年）

6月10日、約8か月の休み明けで迎えた8戦目は、西山裕貴騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシークロノスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月16日、連闘で迎えた9戦目は、オッズパーク特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西山裕貴騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシーノヴァリスを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って断トツの支持に応えた。

7月6日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西山裕貴騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったシークロノスに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月21日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3-7（高知ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西山裕貴騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のシーチャパラルに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

8月11日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で西山裕貴騎手（4戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったフサイチカムーンを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

8月18日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で西山裕貴騎手（5戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトウショウエルシドに約19馬身の大差をつけて断トツ人気に応えた。

8月31日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で西山裕貴騎手（6戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のインヴァネスに7馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月21日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で西山裕貴騎手（7戦4勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり3着に敗れた。

9月29日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた16戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、オッズパーク特別（高知ダート1300m 雨/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、ユキノベアハートに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月7日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3ホ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は西山裕貴騎手（8戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアルファバービーに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月14日、連闘で迎えた18戦目は、春野町菊の森特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西山裕貴騎手（9戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、勝ったナムラハンターに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月20日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3ホ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西山裕貴騎手（10戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のインヴァネスに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

10月28日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2-5（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西山裕貴騎手（11戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2-5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で西山裕貴騎手（12戦6勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったマウンテンダイヤに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月17日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2ハ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で西山裕貴騎手（13戦6勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のカリントに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月24日、連闘で迎えた23戦目は、帯屋町よさこい稲荷特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で西山裕貴騎手（14戦7勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で西山裕貴騎手（15戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、スズランに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

12月16日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2イ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で西山裕貴騎手（16戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、勝ったクロクモに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月24日、連闘で迎えた26戦目は、馬産地日高協賛特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で西山裕貴騎手（17戦7勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

6歳（2013年）

1月1日、連闘で迎えた27戦目は、七福神特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で西山裕貴騎手（18戦7勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた28戦目は、日根野道場跡地特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で西山裕貴騎手（19戦7勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

1月20日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2イ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で西山裕貴騎手（20戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアズマクロシオに約13馬身の大差をつけてファンの高評価に応えた。

1月26日、連闘で迎えた30戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で西山裕貴騎手（21戦8勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

2月2日、連闘で迎えた31戦目は、一般C1ロ C2イ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で西山裕貴騎手（22戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、勝ったパイクーヤに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月9日、連闘で迎えた32戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は16戦連続で西山裕貴騎手（23戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1-3（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で西山裕貴騎手（24戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

3月3日、連闘で迎えた34戦目は、流星の貴公子特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は18戦連続で西山裕貴騎手（25戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったパイクーヤに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月9日、連闘で迎えた35戦目は、土佐赤牛特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で西山裕貴騎手（26戦8勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパイクーヤに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月21日、中5週で迎えた36戦目は、大豊町の碁石茶特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は20戦連続で西山裕貴騎手（27戦9勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で西山裕貴騎手（28戦9勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた38戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で西山裕貴騎手（29戦9勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1-2（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は23戦連続で西山裕貴騎手（30戦9勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は24戦連続で西山裕貴騎手（31戦9勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。