コクサイフォルス（1988年生、母クラーレット）
Kokusai Force
1988.04.30
コクサイフォルス（1988年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラショウリ（当時13歳）と交配したクラーレットが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）幌別牧場。戦績は、中央平地14戦1勝2着5回、地方38戦4勝2着10回。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
元石正雄厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1990年）
7月7日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。
7月21日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、レッツビギンに半馬身交わされて2着に敗れた。
8月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったミヤマバイオレットにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。
9月2日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場均騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目立つような脚を使えず3着に敗れた。
11月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場均騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったキタサンマーチにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。
12月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場均騎手（5戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、勝ったサクラグットオーにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。
3歳（1991年）
7月20日、約7か月半の休み明けで迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は7戦連続で的場均騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。
8月11日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で的場均騎手（7戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスーパーブレイブに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
9月1日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の竜飛崎特別（函館芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で的場均騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。
9月29日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の印旛沼特別（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で的場均騎手（9戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。
10月20日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で的場均騎手（10戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出したが、3着に終わった。
11月3日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で的場均騎手（11戦1勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したベストフラッシュを差し切れず、5馬身差の2着となった。
11月23日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の芦ノ湖特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で的場均騎手（12戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。
12月7日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で的場均騎手（13戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。
4歳（1992年）
2月6日、中8週で迎えた15戦目は、高橋和宏騎手を鞍上に迎えて、袋川特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンベールから2馬身半差の2着に敗北した。
2月20日、中1週で迎えた16戦目は、足利記念（足利ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋和宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。
3月8日、中1週で迎えた17戦目は、一般A1（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋和宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のウインザワールドに1馬身の差をつけて制した。
4月9日、中4週で迎えた18戦目は、桜花特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋和宏騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
4月23日、中1週で迎えた19戦目は、卯月特別（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋和宏騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケデンマンゲツから6馬身差の2着となった。
5月6日、中1週で迎えた20戦目は、八汐賞（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋和宏騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月25日、中2週で迎えた21戦目は、ヒナゲシ特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋和宏騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサンエイワールドに3/4馬身の差をつけて3勝目を獲得した。
6月11日、中1週で迎えた22戦目は、キャビン杯（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で高橋和宏騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月3日、約5か月の休み明けで迎えた23戦目は、一般A2 B1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で高橋和宏騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月11日、連闘で迎えた24戦目は、せんげん山特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で高橋和宏騎手（9戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月6日、中3週で迎えた25戦目は、一般A2（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で高橋和宏騎手（10戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサノグリンから1馬身半差の2着に敗北した。
12月18日、中1週で迎えた26戦目は、草雲賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で高橋和宏騎手（11戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったピユウアマインドから半馬身差の2着となった。
12月30日、中1週で迎えた27戦目は、平成4年度師走特別とちぎ大賞典（宇都宮ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で高橋和宏騎手（12戦2勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。
5歳（1993年）
1月9日、中0週で迎えた28戦目は、せんりょう特別（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で高橋和宏騎手（13戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のヒラソウマーサーに1馬身の差をつけて4勝目を収める
1月24日、中1週で迎えた29戦目は、ニューイヤーカップ（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で高橋和宏騎手（14戦3勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。
2月11日、中2週で迎えた30戦目は、足利記念（足利ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で高橋和宏騎手（15戦3勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
2月24日、中1週で迎えた31戦目は、アメジスト特別（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で高橋和宏騎手（16戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月6日、中0週で迎えた32戦目は、スプリング特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で高橋和宏騎手（17戦3勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマロニエダンサーから1馬身差の2着となった。
3月21日、中1週で迎えた33戦目は、梅山誠騎手を鞍上に迎えて、アクアマリン特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4月6日、中1週で迎えた34戦目は、春風特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は高橋和宏騎手（18戦3勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月5日、中3週で迎えた35戦目は、はなしょうぶ特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋和宏騎手（19戦3勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエステイトアケから2馬身差の2着となった。
5月16日、中1週で迎えた36戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、ヒナゲシ特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に敗れた。
5月31日、中1週で迎えた37戦目は、クンシラン特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は高橋和宏騎手（20戦3勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月21日、中2週で迎えた38戦目は、オールスターカップ（足利ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋和宏騎手（21戦3勝）。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月1日、中0週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた39戦目は、吉田一騎手を鞍上に迎えて、なでしこ特別（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。
6歳（1994年）
1月25日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から21kg戻して迎えた40戦目は、オシドリ特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は高橋和宏騎手（22戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアメリカンオーイからクビ差の2着に甘んじた。
2月7日、中1週で迎えた41戦目は、若竹特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋和宏騎手（23戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
2月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた42戦目は、一般A2（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋和宏騎手（24戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカントウオーカンに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
3月7日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた43戦目は、うお座特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋和宏騎手（25戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月21日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた44戦目は、アクアマリン特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋和宏騎手（26戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったネイティブハンターから1馬身半差の2着に敗北した。
4月20日、中3週で迎えた45戦目は、パンジー特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋和宏騎手（27戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。10着に敗れた。
5月22日、中4週で迎えた46戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、尊氏賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月1日、中0週で迎えた47戦目は、パール特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は吉田一騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月15日、中1週で迎えた48戦目は、シンビジュウム特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田一騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月28日、中1週で迎えた49戦目は、山百合特別（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田一騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったインタールーブルから2馬身差の2着となった。
7月18日、中2週で迎えた50戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、草雲特別（足利ダート1700m 雨/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒデノスーパーから8馬身差の2着となった。
8月11日、中2週で迎えた51戦目は、葉月特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
7歳（1995年）
1月25日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた52戦目は、チドリ特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉田一騎手（4戦0勝）。5頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。