ファイトオペラ（2000年生、母レーヌドレ）
Fight Opera
2000.05.04
ファイトオペラ（2000年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「戦闘＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時12歳）と交配したレーヌドレが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は乾 皆雄。戦績は、中央平地10戦0勝、地方25戦12勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の荒子観音特別(一般B1)。
経歴
デビュー前
1歳のとき、乾皆雄から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって871.5万円で落札された。
昆貢厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2002年）
7月13日、デビュー戦は荻野要騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。
7月28日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野要騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。
3歳（2003年）
2月2日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で荻野要騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。
2月9日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で荻野要騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。
3月2日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で荻野要騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。
3月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で荻野要騎手（5戦0勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。
8月17日、約5か月の休養明けで迎えた7戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦し、4着に入り込んだ。
8月23日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林慎一郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。
9月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林慎一郎騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを18番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く17着に終わった。
10月28日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアイネスオペラをクビ差制して待望の初白星を挙げた。
11月17日、中2週で迎えた11戦目は、あけび特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のチャレンジホーラーに半馬身の差をつけて2勝目を獲得した。
12月9日、中2週で迎えた12戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、ガーベラ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月25日、中1週で迎えた13戦目は、一般B13（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
4歳（2004年）
1月3日、連闘で迎えた14戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、ケンタウロスカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒシタイムから2馬身半差の2着となった。
1月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般B10（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のデュブワに4馬身の差をつけて3勝目を挙げた。
1月25日、連闘で迎えた16戦目は、キンセンカ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（2戦2勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月9日、中1週で迎えた17戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のポンテヴェッキオに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
2月22日、中1週で迎えた18戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、沈丁花特別（名古屋ダート1600m 雨/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったフォレストガンプから3/4馬身差の2着となった。
5月2日、中9週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小林慎一郎騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。
11月11日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般B13（名古屋ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月2日、中2週で迎えた21戦目は、一般B13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカイジンゼットに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
12月21日、中2週で迎えた22戦目は、道の駅 伊勢志摩レストラン 道賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダータイトルから2馬身差の2着となった。
5歳（2005年）
1月4日、中1週で迎えた23戦目は、愛知県競馬獣医師会 門松賞（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエイヤンナカヤマに1馬身半の差をつけて6勝目を奪取した。
1月30日、中3週で迎えた24戦目は、メキシコ大通特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダータイトルに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
2月13日、中1週で迎えた25戦目は、荒子観音特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のタガノタイアフェアに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
3月14日、中3週で迎えた26戦目は、犬山城特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（6戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月18日、中4週で迎えた27戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡部誠騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のノーウォーリーズに3馬身の差をつけて勝利をモノにする
5月6日、中2週で迎えた28戦目は、一般A5（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で岡部誠騎手（8戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のパレスホークを3/4馬身振り切って10勝目を達成した。
5月23日、中1週で迎えた29戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で岡部誠騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
6月6日、中1週で迎えた30戦目は、トワイライトオープニング記念（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で岡部誠騎手（10戦6勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るバンナアンデルセンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす
7月6日、中3週で迎えた31戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、クチナシ特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
8月11日、中4週で迎えた32戦目は、ひまわり特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（11戦7勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
9月6日、中3週で迎えた33戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（12戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るパレスホークを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って勝利数を12に伸ばす
9月27日、中2週で迎えた34戦目は、なでしこ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（13戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。
10月17日、中2週で迎えた35戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、馬産地特別（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。