エスクマ（2020年生、母ニガオエ）
S Kuma
2020.04.07
エスクマ（2020年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時17歳）と交配したニガオエが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はマリオステーブル。主な勝ち鞍は2022年の2歳。
経歴
デビュー前
1歳のとき、村上進治から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、岩手県馬主会によって363万円で落札された。
佐藤浩一厩舎（岩手）へ入厩。
7月31日、デビュー戦は山本聡哉騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。4頭立ての5番ゲートからスタート。出走取消となった。
デビュー前
1歳のとき、村上進治から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、岩手県馬主会によって363万円で落札された。
佐藤浩一厩舎（岩手）へ入厩。
2歳（2022年）
8月28日、デビュー戦は山本聡哉騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は457kg。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。
9月26日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアイノパスレルを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。
11月13日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、2歳B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のキタノムホウに2馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。
11月27日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。
3歳（2023年）
4月2日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳B1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に敗れた。
9月17日、約5か月半の休み明けで迎えた6戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の森且行選手来場記念（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったタイセイサンダーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。
10月17日、中3週で迎えた7戦目は、一般B2五（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のファルキートに2馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。
11月13日、中3週で迎えた8戦目は、宵に恋してほろ酔い賞（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高野誠毅騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るゴールデンギフトを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。
11月27日、中1週で迎えた9戦目は、一般B1三（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高野誠毅騎手（3戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。
12月11日、中1週で迎えた10戦目は、オッズパーク10%ポイント還元賞（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高野誠毅騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。
12月24日、中1週で迎えた11戦目は、一般B1 B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で高野誠毅騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、フューチャーアゲンに交わされて4馬身差の2着に敗北した。
4歳（2024年）
3月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、夢・希望 未来へ前進（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。
4月7日、中3週で迎えた13戦目は、一般B1（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。
4月21日、中1週で迎えた14戦目は、御殿場桜賞（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。
5月6日、中1週で迎えた15戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般B1三（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、勝ったヒロシクンに詰め切れず、7馬身差の2着となった。
5月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般B1三（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るメイショウメイスイを圧倒的な末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。
6月17日、中3週で迎えた17戦目は、ネモフィラ賞（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。
7月1日、中1週で迎えた18戦目は、夢・希望 未来へ前進（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、ホワイトパスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
7月15日、中1週で迎えた19戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、オッズパーク賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、ラブロックに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
8月13日、中3週で迎えた20戦目は、一般B1二（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。
10月20日、中9週で迎えた21戦目は、一般B1 B2（盛岡ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のトキノパイレーツに2馬身半の差をつけて6勝目を手にした。
11月5日、中1週で迎えた22戦目は、ひいらぎ賞（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は村上忍騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のライトフィールダーを半馬身振り切って7勝目を手にした。