ブルーペガサス（1998年生、母ドースクダイリン）
Blue Pegasus
1998.03.25
ブルーペガサス（1998年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時12歳）と交配したドースクダイリンが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方38戦8勝2着11回。主な勝ち鞍は2002年のおしどり特別(一般C1)。
経歴
デビュー前
当歳のとき、マルゼン橋本牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。
YGGオーナーズクラブにて総額1,800万円（3.6万×500口）で一口馬主が募集された。
武田博厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2000年）
11月4日、デビュー戦は菅谷正巳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は496kg。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。
12月10日、中4週で迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。
12月24日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菅谷正巳騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアップアンドカマーに詰め切れず、9馬身差の2着となった。
3歳（2001年）
1月7日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では超凡な末脚を発揮し、3着に入った。
1月20日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅谷正巳騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では圧巻の末脚を披露したが、4着に終わった。
2月4日、中1週で迎えた6戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。
4歳（2002年）
5月14日、約15か月半の休養明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた7戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアサカスティンガーに約14馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。
5月28日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノホマレをクビ差制して勝利を手に入れた。
6月25日、中3週で迎えた9戦目は、一般C1ニ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアンダーヒットに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
7月7日、中1週で迎えた10戦目は、ラッキー賞（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライズクロスをハナ差制して破竹の4連勝を決めた。
7月21日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1イ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアニモスパートからハナ差の2着に甘んじた。
8月25日、中4週で迎えた12戦目は、サラブレ杯（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンタームービングから1馬身差の2着に敗北した。
9月10日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で関本淳騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったロードオーシャンから2馬身半差の2着に敗北した。
9月24日、中1週で迎えた14戦目は、おしどり特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で関本淳騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のロードオーシャンをクビ差制して5勝目を挙げた。
10月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で関本淳騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったロードオーシャンから3馬身差の2着に敗北した。
10月27日、中2週で迎えた16戦目は、JTB山形支店踊る花笠カップ（上山ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で関本淳騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のタイロビンに6馬身の差をつけて6勝目をマークした。
11月11日、中1週で迎えた17戦目は、バンザイ!かみのやま競馬（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で関本淳騎手（10戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月8日、中3週で迎えた18戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、謙作・亜紀子誕生日記念（上山ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムベンチャーから5馬身差の2着に敗北した。
5歳（2003年）
4月13日、約4か月の休み明けで迎えた19戦目は、五輪夫・貞行 誰か結婚して!記念（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は関本淳騎手（11戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったレビンマサから1馬身半差の2着に敗北した。
5月3日、中2週で迎えた20戦目は、ひろの3歳誕生日記念杯（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（12戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月13日、中0週で迎えた21戦目は、広瀬川特別（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（13戦6勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月25日、中1週で迎えた22戦目は、サンフレッチェ広島・山形遠征記念（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（14戦6勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムベンチャーをアタマ差制して7勝目を手にした。
6月8日、中1週で迎えた23戦目は、キングオブトーキョーアマラオ杯（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（15戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムベンチャーからクビ差の2着に甘んじた。
6月22日、中1週で迎えた24戦目は、最上川賞（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（16戦7勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月21日、中3週で迎えた25戦目は、ニュー洋蘭賞（上山ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で関本淳騎手（17戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムベンチャーから3馬身差の2着に敗北した。
8月14日、中2週で迎えた26戦目は、BJ優駿たちの蹄跡カップ（上山ダート1500m 小雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で関本淳騎手（18戦7勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったライトシーザーから半馬身差の2着となった。
9月15日、中4週で迎えた27戦目は、佐藤誠記・赤間律子結婚記念（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で関本淳騎手（19戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月28日、中1週で迎えた28戦目は、都立城南記念（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で関本淳騎手（20戦7勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月13日、中1週で迎えた29戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、神崎礼夢満1歳誕生日記念（上山ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月26日、中1週で迎えた30戦目は、三社親睦会浅草睦新宿支部杯（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（21戦7勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月29日、中4週で迎えた31戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、立冬特別（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。
6歳（2004年）
12月18日、約13か月の休養明けで迎えた32戦目は、高橋文雄騎手を鞍上に迎えて、一般B3-3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
7歳（2005年）
7月9日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた33戦目は、品田真樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。
7月30日、中2週で迎えた34戦目は、浅沼傑騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。
8月15日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浅沼傑騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。
9月3日、中2週で迎えた36戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浅沼傑騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。
9月25日、中2週で迎えた37戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で浅沼傑騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。
10月22日、中3週で迎えた38戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で浅沼傑騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。
11月13日、中2週で迎えた39戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で浅沼傑騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。
8歳（2006年）
3月11日、約4か月の休み明けで迎えた40戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で浅沼傑騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヒヤマバクシンを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。
4月16日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた41戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で浅沼傑騎手（7戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のツクバメロスをクビ差振り切って久しぶりに勝利を挙げた。
5月28日、中5週で迎えた42戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で浅沼傑騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
7月23日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた43戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で浅沼傑騎手（9戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したセイウンゲイルを捕まえ切れず、約14馬身差の2着となった。
8月13日、中2週で迎えた44戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で浅沼傑騎手（10戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。