ホウライキャノン（1992年生、母クニノキヨコ）
Horai Cannon
1992.05.13
ホウライキャノン（1992年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホリスキー（当時13歳）と交配したクニノキヨコが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は田中 孝行。戦績は、中央平地2戦1勝2着1回、地方41戦8勝2着7回。主な勝ち鞍は1995年の4歳新馬。
経歴
デビュー前
目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1995年）
1月5日、デビュー戦は田島信行騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。馬体重は538kg。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったインタータイムリーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。
1月15日、中0週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のトップリーダーをクビ差振り切って初勝利を挙げた。
4歳（1996年）
9月18日、約20か月半の休み明けで馬体重を前走から32kg戻して迎えた3戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、ヒヤデス特別（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。
10月29日、中5週で馬体重を前走からさらに20kg増やして迎えた4戦目は、十勝農協連特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月13日、中1週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた5戦目は、日勝特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5歳（1997年）
5月13日、約6か月の休養明けで迎えた6戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。
5月27日、中1週で迎えた7戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長嶋和彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月28日、約5か月の休み明けで迎えた8戦目は、山本育男騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアサヒフローネに5馬身の差をつけて久しぶりの一戦を制した。
11月9日、中1週で迎えた9戦目は、シリウス特別（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本育男騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のシナノリョウに1馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。
11月24日、中1週で迎えた10戦目は、アスター賞（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本育男騎手（2戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムエムヘルシーから1馬身半差の2着となった。
12月6日、中1週で迎えた11戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシヤマキセキからクビ差の2着に甘んじた。
12月16日、中0週で迎えた12戦目は、一般B3-4（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったレジェンドピューマから1馬身差の2着に敗北した。
12月29日、中1週で迎えた13戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6歳（1998年）
6月30日、約6か月の休み明けで迎えた14戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のノアテイオーに5馬身の差をつけて久々の実戦を制した。
7月20日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。
8月3日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた16戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。
8月18日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
9月13日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロスカに2馬身半の差をつけて5勝目をつかんだ。
9月27日、中1週で迎えた19戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。
10月10日、中1週で迎えた20戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミスタートウカイを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。
10月27日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキムタツヴィックに3馬身の差をつけて制した。
11月10日、中1週で迎えた22戦目は、アスター賞（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。
11月24日、中1週で迎えた23戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山中利夫騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。
12月7日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山中利夫騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。
12月21日、中1週で迎えた25戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C1（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。
7歳（1999年）
1月3日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。
4月12日、約3か月半の休養明けで迎えた27戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリーゼンシャルフに約15馬身の大差をつけて7勝目を収める
4月25日、中1週で迎えた28戦目は、花吹雪特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、レオランザンに3/4馬身交わされて2着となった。
5月18日、中2週で迎えた29戦目は、若葉賞（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。
6月7日、中2週で迎えた30戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。
6月22日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で中川雅之騎手（6戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。
7月20日、中3週で迎えた32戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は古性秀之騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のダンディゴールドを3/4馬身振り切って優勝
8月1日、中1週で迎えた33戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（4戦1勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサダムトウショウを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。
8月29日、中3週で迎えた34戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。
9月13日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古性秀之騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るタキノドラゴンを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。
9月28日、中1週で迎えた36戦目は、大倉岳特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（6戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず3着に敗れた。
10月24日、中3週で迎えた37戦目は、卯辰山特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。
11月8日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた38戦目は、アスター賞（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるインタータイガーを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。
12月6日、中3週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた39戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。
12月19日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（8戦2勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。
8歳（2000年）
4月11日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた41戦目は、埋橋浩樹騎手を鞍上に迎えて、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。
4月25日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山中利夫騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。
5月23日、中3週で迎えた43戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。