ブルーリワード（1996年生、母エマーズロッカ）

ブルーリワード（1996年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモガミ（当時20歳）と交配したエマーズロッカが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）飛野牧場。戦績は、地方40戦5勝2着6回。1998年の東北サラブレッドチャンピオン(地方重賞)で2着に入った他、1999年の東北優駿(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、飛野牧場から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。同年、飛野牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、田村誠によって1,260万円で落札された。

平澤芳三厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（1998年）

6月28日、デビュー戦は佐藤雅彦騎手を鞍上に据えて、3歳（水沢ダート850m 曇/重）に出走。馬体重は488kg。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミズサワノギャルから2馬身差の2着に敗北した。

7月12日、中1週で迎えた2戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、3歳B（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーホールデンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月27日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の若駒賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月24日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のはまぎく賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で佐藤雅彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のウツミトップガンに1馬身の差をつけて制した。

10月3日、中5週で迎えた5戦目は、3歳（盛岡芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤雅彦騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のヒデノティアラをクビ差制して3勝目を手にした。

10月17日、中1週で迎えた6戦目は、4歳C1（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で佐藤雅彦騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったウツミトップガンから1馬身半差の2着に敗北した。

11月15日、中3週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞の南部駒賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤雅彦騎手（5戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月13日、中3週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞の東北サラブレッドチャンピオン（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤雅彦騎手（6戦2勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイテンションパルから1馬身半差の2着となった。

3歳（1999年）

4月3日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、3歳戦のスプリングカップ（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤雅彦騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のウツミジュリアスに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のやまびこ賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤雅彦騎手（8戦3勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月16日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のウイナーカップ（盛岡芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤雅彦騎手（9戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアンダーレインボーに1馬身半の差をつけて5勝目をつかんだ。

5月30日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のダイヤモンドカップ（盛岡ダート1800m 曇/良）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は10戦連続で佐藤雅彦騎手（10戦4勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月29日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた13戦目は、3歳地方重賞の東北優駿（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で佐藤雅彦騎手（11戦4勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月25日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた14戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐藤雅彦騎手（12戦4勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月22日、約4か月の休養明けで迎えた15戦目は、一般A B（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で佐藤雅彦騎手（13戦4勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月30日、中4週で迎えた16戦目は、一般B（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は三野宮通騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2000年）

1月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般B（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮通騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルバーピークから3/4馬身差の2着に敗北した。

4月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（14戦4勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた19戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤雅彦騎手（15戦4勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた20戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤雅彦騎手（16戦4勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後はセイウンスターと並んで3着同着となった。

5月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤雅彦騎手（17戦4勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた22戦目は、かきつばた賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤雅彦騎手（18戦4勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤雅彦騎手（19戦4勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤雅彦騎手（20戦4勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月29日、中3週で迎えた25戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は三野宮通騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた26戦目は、地方重賞のせきれい賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮通騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた27戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野宮通騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた28戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で三野宮通騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた29戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で三野宮通騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた30戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で三野宮通騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた31戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で三野宮通騎手（9戦1勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた32戦目は、地方重賞のOROカップ（盛岡芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で三野宮通騎手（10戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。

5歳（2001年）

4月8日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた33戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったニチジュウハヤヒデから3/4馬身差の2着となった。

4月23日、中1週で迎えた34戦目は、五葉山賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったニチジュウハヤヒデから4馬身差の2着となった。

5月4日、中1週で迎えた35戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、石桜杯（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた36戦目は、山本裕次郎騎手を鞍上に迎えて、一般A2 B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた37戦目は、みなづき賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は畠山信一騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた38戦目は、ジューンカップ（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月13日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた39戦目は、山野勝也騎手を鞍上に迎えて、錦秋特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。13着に終わった。

11月30日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた40戦目は、ハンデ戦の稲村ヶ崎特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山野勝也騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。