シルバーアクト（1994年生、母ヒダカアクト）

シルバーアクト（1994年4月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスラヴィック（当時7歳）と交配したヒダカアクトが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は野表稔。戦績は、地方19戦3勝2着5回。1997年の関東オークス(地方重賞)に勝利した他、1997年の桜花賞(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

北川亮厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1996年）

11月20日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノハルオーに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月18日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイセンレインボーからクビ差の2着に惜敗した。

3歳（1997年）

1月3日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた3戦目は、3歳戦のニューイヤーカップ（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったグランプリクンから1馬身半差の2着となった。

1月23日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の新春千葉盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシゲヒカリから1馬身差の2着に敗北した。

2月12日、中2週で迎えた5戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の京浜盃（大井ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月3日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のすみれ特別（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサプライズパワーから6馬身差の2着に敗北した。

3月19日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた7戦目は、鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（5戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアズマラシアンからクビ差の2着に甘んじた。

4月16日、中3週で迎えた8戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の桜花賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のカネマサダイヤに8馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月14日、中3週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の関東オークス（川崎ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミスジュディに1馬身半の差をつけて優勝

6月6日、中2週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月10日、中4週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の東京ダービー（大井ダート2400m 雨/稍重）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月13日、中4週で迎えた12戦目は、地方重賞のトゥインクルレディ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月22日、中5週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞のスパーキングレディーカップ（川崎ダート2000m 曇/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月27日、中8週で迎えた14戦目は、初冬特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月31日、中4週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞のロジータ記念（川崎ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（1998年）

4月16日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（7戦1勝）。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた17戦目は、ハンデ戦のさつき特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月17日、中4週で迎えた18戦目は、牝馬限定のハンデ地方重賞のエメラルドカップ（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の’98プラネットカップ（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（10戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。